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エンドエンド (Eno:42)

「僕の名前はエンドエンド──恐れながらも、僕が『死』だ」

『死』が軽すぎる三日間だったけど、これぐらい気軽に終われるのもいいのかもしれないね。

どこかの茶房でドリップコーヒー(パック)をマスターした『死』本人。
異世界の終末を見届けた後、元いた裏世界にて無事自殺を完遂したが、現在とある要因にて二度目の生を送っている。
それでもエンドがエンドである以上、いずれ辿る結末は変わらない。

果たして何度繰り返すことになるのか。それはエンド自身にも分からないし、さほど興味もない。
生まれながらの希死念慮を抱えて生きる『死』にとって「如何にして良い『死』を迎えるか」、それだけが存在意義である。


Illust:はねぽち様の海ひつじ屋め~か~🐑(Picrew)にて作成