リリアン (Eno:42)
【名前】リリアン・マギア
【綴り】Liliane Magia
【性別】女
【年齢】15歳
【身長】147cm
【性格】明るく元気で人懐っこい。
彼女は他者の善性を信じている。
“魔法使い”を名乗る少女。
能力の制限されたこの空間に於いて、それを証明する手立てなんてないけれど。
この魔法で道を拓こう。
これがボクの“魔法”だから。
身に纏うツギハギの服、
そこらの木の枝の杖。
何でもないものを“奇跡”に変えろ。
とある“風”の背を追い掛けていた。
世界は、残酷なだけじゃないんだ。
素敵な“魔法”を信じていたんだよ。
◇
虚像で塗り固めた仮面
底には絶望を飼っている。
“魔法”なんてないこと
理解しているはずなのに ね。
最期まで ボクは
“魔法使い”で
居られるだろうか?
†††
——魔法は、もう、解けた。
少女の遺体の上には、
素朴な水晶の耳飾り ひとつ。
◇
【行動記録】
1日目→警戒
2日目→休息
3日目→休息
4日目→void
5日目→自害&他殺
買っていたナイフは必要ならば自らの手で、
あだ名をつけた友達を終わらせる為のもの。
使ったのは虚無から出る時と、
自害の時だけだった。
ふたりが出会うことは、もうない。
†††
プールのみんな。ねぇ。
もしも生まれ変わったなら、
その時はまた、友達になってくれますか?
あたたかい日々 魔法使いの胸のなか。
ふわふわの小麦パンを食べたかった。
ふかふかのベッドで眠ってみたかった。
また いつか。
†††
「……みんなを友達と言ったのに」
「ボクはちゃんと“魔法使い”になれていたのに」
「希望を信頼を謳っていたのに」
「……本当は絶望してたし、
未来なんて信じていなかったのさ」
「フェンとの約束はあったけど」
「それでも、絶望の方が上回ってさ」
「……無事に帰れたとしてもね、
ボクは今以上に幸せになんてなれないもの」
「だから、一番幸せな時に死ぬことにしたのさ」
「笑っちゃう? 嫌いになっちゃった?」
「それでも、いーよ」
「弁解するつもりなんて、ないからね」
「……こんな身勝手な“魔法使い”を、
どうか、どうか、赦さないで」
「——さよなら」
閃く、ナイフは。
◇
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遅くても夜2時にはPLが寝ています。
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