拠点
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
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「カップ麺生喰い気絶部の称号は我々だけで背負う……君はお湯を入れてちゃんと作ったカップ麺だけを食べると良い……」
誰でもいいのでこの場にツッコミをお願いしても?
「はわわ」
はわわ。
「なまたべたべはおゆがヒツヨウ………」
「せやな、それがええ」
何かに負けている。
「えっはい!おいしいあまりケガしちゃうんですね!カップめんさんたべたべやめちゃいますっ」
「……お湯を持ってない者は食べない方が良い……後悔するぞ……」
「カップめんなまくいきぜつぶ!
おいしいあまりキゼツしちゃうのですか!」
こいつマジ と言いかけて
「……そうだな……嬢ちゃんはやめとけ。
怪我するぜ」
あっしれっと良心ムーブを
「……」
「辞めといたほうがええで……これはキケンなオトナの味や」
「痛い目見るで、酒タバコと同じやな」
最後に残った良心。
「もうここのメンツの名前カップ麺生喰い気絶部とかでいいんじゃねえか」
何が? 何? 理性削れて意味わからんこと言ってる
「アタシもしげんあつめてカップめんさんたべます!」
居た堪れないの顔
面目を保つことには成功したが、代わりに何かを失った気がする
何も見てねえよ俺はよ
「かちました!おねーさん!さすがです!」
「せやで……お姉さんの勝利や……」
水の入っていた容器を蹴飛ばし、証拠を隠滅した。
「おねーさんかちましたか!?」
「せやねん、お姉さんピチピチやねん。嬉しいこというてくれるな」
「おねーさんはわかいですよ?ピチピチですよ?」
「……ふっ、こんなもんやな」
コロン、背後に水の空き瓶が転がった。
蝶賀谷 綺々羅はカップ麵(乾)を使った。
バリボリ……
「……」
「やってやろうやないか!」
カップ麺を口に放り込んだ。
「むっ!」
「ミント味……スースーする……」
「リベッ」
「純粋無垢はこえーな」
なんか飽きたらしい
残りももう諦めてバリバリ食ってますよ
「お姉さん基準では誤差や……割と若見えするというアイデンティティが全てをガードしてくれるからな」
「おねーさん!カップめんさんにまけちゃダメです!カップめんさんにリベンジです!」
おんなのこは応援します。
「……カップ麺に負けるとは……その、大丈夫なのか?色々と……」
「パンおいしいですっ」
ここのパンはふかふかです。