拠点
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
閲覧専用
Eno: 未ログイン
名前: ゲスト
AP: --- 資源: ---
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
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春宮楓太はスティックアイスを使った。
りんご味だ
「見た目が人間だと、こうい〜た輪にも馴染めそうで羨ましいですね~……」
「あ、食事は……こう?」
青色な目玉焼きを、ノイズ掛かった顔の辺りに持っていくと……するりと影の中に消えてしまった。
ヒトガタは目玉焼きを使った。
青い……が、普通の味だ
「見た目が人間の人外なら、何回かみてるんだけどね」
しかも自分から半ば自己申告してくれてる方もいるし。
こうしてみると姿は割と大事だろう。
「……気になったんだけど」
「その姿で飲食すると、どうなるのかしら」
変な事を気にする少女の図。
「ま、まぁ……敵性存在でないのはわかってたけど」
「ごめんなさい、ちょっと驚いたわ」
寧ろ、一見した姿形だけなら敵性より少々怖いところ。
かと言って、あくまでもその程度でもあるのだけど。
「とりあえず、はじめまして」
「あっ、どうも初めまして〜可愛らしいお嬢さん方。
私、悪いエンティティで〜はありませんよう。」
ゆらゆらと手招きする様に、赤黒い手が揺れた。
「私、ドッペルゲンガーのヒトガタと言います。
こんな見た目ですが、人畜無害を売りに〜してます。」
「……ぅお」
冷凍果物で口内の混沌を打ち消す努力の中、思わず二度見して声が出た。
流石に此処の環境でヒトで無い見た目には、多少は驚きがある。
少女は冷凍果実を使った。
冷凍ミカンだ
「あんまり口の直しにならないわね……」
口の中に広がる鉄錆の味と強烈な消毒薬の臭いを受けそうも、悲しいかな。
りんごの味がよくわからなくなっている。
もう少し買い足してくるべきか。
少女は冷凍果実を使った。
冷凍リンゴだ
少女は消毒薬αを使った。
見ていると目が痛くなってくる……
「はー……流石にしんど」
一通りの探索を終えて、拠点への帰ってきた少女。
思いの外梃子摺った相手がいて、疲労の度合いも相応の様子。
ミマシラは回復薬を使った。
青緑色の液体が揺れている……
Echoは人工血液パックを使った。
パックには「DREAM-生存研究部門」と書かれている
Echoは合成ジャーキーを使った。
鶏のような牛のような…とにかく「肉」の味だ
Echoは本-「部屋について」を使った。
Roomからの脱出1
Roomは特殊な空間であるが、基本的には何かしらの脱出方法がある。場合が多い。
最も多く観測された方法は、”落下”である。
実際に落下するという訳ではなく、Roomの「壁」の薄い箇所への落下。
即ち、「壁抜け」「Noclip」等と一般に呼称される方法である。
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