• アイコン1
  • アイコン2
  • アイコン3
  • アイコン4
  • アイコン5
  • アイコン6
  • アイコン7
  • アイコン8
  • アイコン9
  • アイコン10
  • アイコン11
  • アイコン12
  • アイコン13
  • アイコン14
  • アイコン15
  • アイコン16
  • アイコン17
  • アイコン18
  • アイコン19
  • アイコン20
  • アイコン21
  • アイコン22
  • アイコン23
  • アイコン24
  • アイコン25
  • アイコン26
  • アイコン27
  • アイコン28
  • アイコン29
  • アイコン30

FA/ログ: ****

白亜の王 (Eno:27)

 
 ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈

 
 白紙そのものは無価値だろうか。
 白紙であるということは、無意味と同義だろうか。


 いいえ。ちっとも。


 ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈


 どこかの世界のどこかにある「白亜の国」の王。
 無知で気楽で、愚かだ。

 角砂糖の国民をミルクに溶かして飲むのが好き。

 白亜の国は遠い星のどこか、
 『ホテル・アルミラリ』の最上層(ゼニス)に位置する
 白い天井と白い壁、白い床に閉ざされた出口のない一室だ。

 入居者は『白亜の王』一名のみ。
 部屋には国民と称された角砂糖と白い玩具や本が散らばっている。
 
 別の世界にて生後すぐに捨てられていた所を、
 マスターであるホテルのオーナーに魂のみ保護される。
 何も知らぬまま砂糖の器を授かり、
 星の光で命を繋ぐ純白の存在である。


 ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈

イラスト:picrewを使用しています。
おおきなネコヤギ(https://picrew.me/ja/image_maker/2321303)

NG:特にありません。暴力、不穏、その他OK。
  何かありましたら秘話にてご連絡ください。