続けて指導者候補を模索している。新たに把握したのは以下の13名。
1 ヒシミタチヤマ - ロビーで知った。初印象は言動のフレンドリーさもネガティブさも他人に受け入れやすい形をしているごく普通の男性と思った。ワタシに好意的な様子……というよりは面白いかどうかに意味を見出している言動をしていたので、もしあの立ち振る舞いとコミュニケーションがポージングである杞憂を追うと大変だ。片隅に置いておく。入江をマブと呼んでいるように、コネクションを結び特別な関係を作ることをいとわなそうだ。こういう手合いは派閥を作り始めると厄介であり、時間が経って固まるとそこには手を出せなくなる。今のうちにワタシも彼と知り合ってよかったと安堵している。65人もいれば時間が経って派閥が複数出来上がるので、そうなる前に65人全員を1つにすることが課題だ。言動が軽すぎて多分代弁をやろうにも難しそうできっとワタシの指導者には向いていない。
7 入江ラララ - ロビーで知った。タチヤマとマブであり、こちらも軽い言動をしている。気圧や雨に関して言っていた気がする。タチヤマが享楽的であるなら、こちらは楽観主義に思える。といってもネガティブを好まず、かつ言動が自信的であるので、ここらへんを民衆側として役立てたい。ワタシとの共犯関係にはなれなさそうなので。
11 玲依 - ある廊下であった、レインコートを羽織る人物。少しばかりの言動から推察するに、静かなものを好み、おそらく問題が起きるようなことを望まない。屋内で不要なレインコートを着用し続けてるのは、身の危険を避けたいからせめてもの防御手段として着込んでいるのかもしれない。レインコートの材質を知ることができたら、レインコートを基点に持ち上げられるかもしれない。冒険をしない手合いは安寧を提供できるのならそちらへ流れるので、指導者には向いてないかもだが。
27 リメナント - バンケットで知った。リメナント・オーディール。自己紹介で情報収集したかったので、この人への挨拶からとっかかりを作ることにした。スコットランドという言葉に聞き覚えがあることから、地球出身の可能性がある。しかし、ワタシが各国の国の旧名を面白半分で知るタイプの人間でよかった。
31 コトリ - バンケットで知った。名乗ったきりあまり声をあげなかったのでパーソナリティは推察が難しい。人が多いと困るタイプなのだろうか。バンケットには名乗っていただけない人々も居たから、名乗ってくれるだけ照合できるという者だけどもね。
33 雨傘少女 - ある廊下であった、傘を所持している人物。夜空という名前も明かしてくれたので、呼称はそちらを利用。おそらく同一の地球であると定義すればワタシより過去の人物であり、そうでなくてもワタシの杞憂を証明する一助となった。独特の空気を持っているというか、脱出に積極的になる必死さはあまり感じなかった。同時に、早急に状況を解決したいとも思っていなさそうな感じだ。いうなれば、あの一時のみの推測でしかないがただ傍受的に時間を過ごしているように伺える。自分を雨に例えたりとこの連続的な長い雨がストレスになっていないようだ。引っかかったのは「お迎えに来るといいね」という言葉で、まるで自分が助かる気がないかのように他人事。総じてミステリアスと称して売り出せば指導者にできるかもしれないが、ちょっと危ないかもな。
35 カイル・アシュフォード - ロビーで知った。イギリス人の少年らしい。イギリスが存在していることから生きている年代が近そうだと思ったが、よくよく考えるとイギリスの歴史が長すぎて全然過去の人物である可能性がある。スファレの心配をしていたり、アンチナイフフィールドの消費量を真に受けたりと、資源が減るとまずいというのを実感して憂いているのかな。善性がある。少年を指導者にするには、ワタシは懲りたい。それでは二の舞だから。
53 リタ - ロビーで知った。落ち着いた、礼儀正しいといった印象で止まっている。服も言動も尖ったところは感じられないけど、しいていえば女性だと思う。確かあの時間ロビーに置かれているアナウンスの通信機を気にかけていた記憶があるから、問題は解決したいのであろう。確かにこちらから通信できないものか。
57 甘噛ほむり - バンケットで知った。日本の高等学校に通っているらしい。コミュニケーション能力は高そう。いたって普通そうだ。
59 王 - バンケットで知った。モニターに淡々と王と書いてあったので、気になっていたが言動から察するに本当に王族なのだろう。ただ表情はフードのようなもので隠れて把握しづらい。配下のように接してみせたときにまんざらでなかったので、指導者の立場として動かされるとしても協力してくれるのではないだろうかと踏んでいる。しかし、素肌をほとんど隠しているのが気になる。なんとかいい理由を作れないか。
60 レジアール - ロビーで知った。自己紹介をすぐしたことから、状況はすぐ受け入れるタイプなのだろう。挨拶の仕方から、作法はなっている。
61 綿積雫 - ロビーで知った。停電前に一度会ったが、名前を聞けなかったのでようやく照合できた。落ち着いた様子で話すが、すぐ去ったことから人酔いでもするのだろうか。困ったな、もし可能であれば個別に話して他なさそうだ。
65 トーノ - ロビーで知った。ふざけるのが好きで、推理がなかなか立つといった印象。アンチナイフフィールドは冗談のように思えたが、枚数が400だったことからもしかしてと思っている。しかしこのような推理は当てずっぽうの可能性もあるため、コミュニティを運営していく際に疑念の種をばらまく存在にもなりうる。こういう手合いはどうにか思考誘導しないといけない。
ロビーでずっと横たわっている綾川は、襲われて資源がわずかだという。そして綾川が少し話していた「差別的なやつら」が気になるな。
1日程度で略奪や暴力に走り出すのは、さすがに見誤っていた。不和のまま派閥が出来るとまずい。
残り35名の名前を早急に把握しなければならない。