Day4(仮想)

●停電後

風切り音。鼻につく血の臭い。いつもの臭い

負傷無し。負傷者有り。死傷者2つ。その内1名は先日蘇生されたもの

それぞれ【霊安室】へと移送。

その際、かのコックの蘇生を確認した。

 └もっとも、その命は1日らしい。本人の自覚もあるようだった。

  その為、蘇生薬に関しての情報はそのように認識するものとする。

 

また、放送やモニターに異変あり。快晴まで6から3日。

モニターにはそれぞれの持つ資源量が表示されるようになっていた。

└が、一部の者達は資源ではなく生命力が表示されている。つまりはそういうことだろう。

争いも、火種も、死者も、私の仕事も、まだまだ絶える事はなさそうだ。

 

●喫煙所

医者の彼女から話を聞く。何やら、葬式でコトが先日起きていたらしい。

実際に見ておけば早めに休んでおいてよかっただろう。

 

死の臭いがする。明日も、彼らと同じ時を過ごせるだろうか。

 

"悪魔的遊戯堂"棚バトル

 

なにこれ? 

 

 ……まぁ、参加者も主催者も観客も、皆が楽しんでいたのは事実だ。ガス抜きは何処でも大事だしな。

 

 

 

●  

この夜は、絶対に忘れない。

出られても、出られなくても。

この記憶だけは、思い出だけは。彼女だけは絶対に、誰にも渡さない。

~ ~ ~ ~ ~ ~

 

雨が降っている。

 

■■の名を呼ぶ。

          返事はない。

 

雨が降っている。

 

■■のことを叫ぶ。

          返事はない。

 

雨が降っている。

 

■■が泣きじゃくる。

          返事はない。あるはずがない。

 

雨が降っている。降り続けている。

 

倒壊した建物。燃え上がる残骸。吹き荒ぶ暴風雨。

それ以外、なにも聞こえない。

探し人も、頼りになる人も。

ぱぱも、ままも。みえない。みつからない。

 

おいしゃさんはたいへんだから。

けいじさんはたいへんだから。

 

せっかくのおでかけ、だったのにな。

 

 

 

 

雨の日は、私から大事なものを連れ去ってしまうんだ。