Day5(仮装)

●停電後

スベリが襲われた。幸い反応出来たようで無傷。

よかった。ほんとうに、よかった。

 

負傷無し。死者2名。慣れ親しんだ臭い。

それぞれ、コックのサニー。もう1名は医者の男。結局、当人は自己を理解できたのやら。

└ともあれ、両名共に霊安室へと安置完了。

 

放送に異変有。先ず、3日が30日。1日と6時間へと変化。

 『「落下」の可能性があります』>

 そして、新たな異変の発生。あらゆる終わりが見えて来たんだろうか。

 

 追記。

早速1人、異変の犠牲者が出たらしい。

天使の子。8番。片割れを残して、『落ちて』しまったらしい。

それを聞いて私は、いつぶりかの恐怖を感じました。

追記の追記。

また1人、今度は目の前で。

あぁ、こわい。こわいな。………離れたくないよ。

●小説家とメイド

 

 

 

 

 

 

酷いですね、木枯さん。

"仕事"を利用して、乙女の秘密を覗くなんて。

だけど、許してあげる。

だって貴方は"堂"の常連だから。

だから、貴方も約束を守ってね。

貴方にも、良いことがあるように祈ってあげるからさ。 

~ ~ ~ ~ ~ ~

「刷り込みって知ってる?」

 

「そう。小鳥が初めて見たものを親だと思い込むソレ」

 

「じゃぁ次、パブロフの犬は?」

 

「そう。全く異なる2つの自称を関連付けさせる実験」

 

「これ以上は言わなくていいでしょ?」

~ ~ ~ ~ ~ ~

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆめをみました。

 

それは、とうにわすれはてていたむかしのこと。

 

それはまだ、わたしが■■であったころ。

 

まだ、わたしがしあわせだったころ。

 

パパがいて。ママがいて。

ふたりといっしょにいられる、しあわせないえ。

 

けれど、夢は一瞬で覚めるから夢足り得るのです。

 

どうか、いまだけは。

これが夢でありませんように。

側の桃色を撫ぜては、ひとときの安らぎに身を委ねていくのです。