昔から好奇心が人一倍強かった。
特段『ダメ』なことに強い関心があった。
立ち入り禁止は見つけるたび侵入したし、
混ぜるな危険は当然混ぜまくったし、
万引きだって何度もやった。
高い服とか、バッグとか、靴とか。
案外バレずに盗めるもんだから、
これで捕まってる人へたくそなんだなーって思った。
売春も日常的だった。
女子高生ブランドって高く売れる。
自分の身体に価値があるんだって思うと結構嬉しかった。
全然下手で気持ちよくないしおぢはキモめだケド笑
初めてのときなんて本当にキモイくらい鼻息荒くしてたもんな。
桁が一つ上がるくらい上乗せしてくれたからよかった。
処女ってそんだけ大事なものらしい。
おかげでしばらく豪遊できた。最高~笑
そして、あるとき。
この世で最も許されていない行為をしてみたくなった。
何かのいのちを奪うこと。
殺し。
まず最初に殺したのは虫だった。
これは誰にも咎められなくてつまんなかった。
どうやらダメじゃないらしい。
次に飼っていたジャンガリアンハムスターを殺した。
こっぴどく叱られた。何でこんなことしたんだって。
かわいいものって殺しちゃダメなんだって学んだ。
そうしたら、あとは段階を踏んで。
公園の鳩。野良猫。放し飼いの犬。
バレないように、その時思いついた方法で。
これがまあ面白いくらいにうまくいった。
頭は悪いのに不思議なくらい機転が利くようで。
こういうことするために生まれてきたのかな。
今思えば悪魔の加護があったんじゃないかなって、そう思う。
人を殺すのだって簡単だった。
ワクワクしたし、ゾクゾクした。
さっきまで動いて、意思があって、喋っていた。
自分とおんなじ人間が、ただの肉の塊になっていく。
こんなに背徳的なことってない!
それはもう、一瞬で癖になった。
やめられる気がしなかった。
ダメなことって、ダメなことだから。
いつかは痛い目に遭うんだろうなってずっと思ってた。
それを待ってた。それも楽しみだった。
だからここに来たとき、あー、ってなったよね。
やっと来たんだ!って笑
ここに来てたくさんの人とたくさん楽しいことをやった。
お喋りもゲームも、人を刺すことも。
殺すまでいけなかったのは残念だけど、なにも悔いはない。
アタシの人生はずっときらきらとワクワクで満ちていた。
最高の死に場所をありがとう!
ps.ちなシャワーが水しか出なかったのとタオルと着替えがなかったのは許してない笑