「ねークリス~クリス~…ちょっと聞いてる?」
「だー!うるさいぞルビー!!…たく、なんだ、そっちは何も出なかったのか。」
「も~そんなに起こらないでよー。何も出なかったから呼んだんじゃん。…その様子じゃ何も情報なしって感じ?」
「ぐ…お前、情報屋のくせにやけにあっさり引き上げたな。」
「うん。だって時間が勿体無いじゃん?手がかりも行方も、最後どこで見たとか。……あの子、ただの使い捨ての駒みたいだったし、印象ない的な感じっ」
「……相変わらずとんだ思考の持ち主だな、組織のボスは。」
「実力主義ってやつだよ。あたしもクリスも"ダイヤ"様に気に入られてるんだから。…ま、結構自由にやれているんだから、ね。」
「……はぁ。それはそうだな。」
「ふふーん♪あたしの勝ち~。じゃ、そろそろ引き上げて報告しましょっか。」
「…これで、2件目か。」
「……そ、2件目。あたしたち、案外ほんとに運が良いんだろうね。」