文月

お父様が行方知れずになった報せを受け、

巡査の方々に屋敷まで御足労頂きました。

如何せん雨の降り頻る夜だったものですから、

目立つ様な足跡は中途に絶えているのだそうで、

置き手紙もなければ宛所も特段に思い浮かばず、

捜索には時間が掛かるやも知れないと仰られていました。

一刻も早く見付かれば良いのだけど諦めては頂けませんか