ロッカーやソファ、誰もいない受付がある
テレビと、壁の上の方にスピーカーがある
窓はなく、扉も開かないが空調は良い
「実はオレってオレが思っとるより結構すごいやつやねんで!?」
「身体能力は結構高いし、言われたことはやってみるし、そして何より……アホみたいに優しい!!!根拠としてはコレちゃうか??まぁ、都合のいいやつとも言えるけど……」
「パイロット……おお、機械に搭乗して操作する人なんだ」
「ほんとに誰でもよかったんだったら研究所のカスどもが増えてそう」
「地上は研究所のカスどもであふれかえり、人類は地下での生活を余儀なくされる……」 ?
「んー………」
「ボクが優秀なパイロットやからかなぁ、知らんけど」
「まぁ、研究所のカスどもからしたら、増やすのは誰でもよかったんやと思うけどな」
ちょぉのぞいたら揃い出してるな……尊厳がどうとか聞こえて来たのでそっとその場を離れた
「本物サスさんはなんか増やされる心当たりはあるんです?」
「特別な能力を持ってたりとか……」
「なんやねん信号機って 消灯したっていいんだぞコラ」
「どもども、モノホンやで」
「まぁ、オレの方のクローンが辱め受けたら、間接的にボクとか他のクローンも辱め受けるやつなや」
「でも今辱めを受けそうになっとったのは主にオレ以外のオレの方やと思うで。」
「おや……本物さんとは初めましてかな」
「ホンマもんも来たな。今、実質信号機みたいな三人に囲まれとるのがクローンのオレや。」
「ボクのクローンが辱められてる気配を察知」
「あぁー……ほかのクローンが生きてたらそういう視点もあるのか……」 学び……
「メンツを守ろうとしてる えらいな…」
「お優しいのですね」
「そうか、尊厳が亡くなるときはまとめて全員分の尊厳が……」
「別にオレは尊厳なくなってもええはええから、ポーズとかとったってもいいけども……そしたら、他のオレが可哀想になるからな。オレの優しさや。」
「野郎の猫耳なんざどうすんだこの空気ってかんじになりそうですね」
「見ても、つまらんやろ……って感想が先に出てくるな。」
(良いんだ……)
判別のためにぴえんドレスすら着てたし
求められたらノってくれるのが関西弁のサガなのかも……。
「猫耳!?!?!?!?」
「い、いや……べ、別に……ええけども……」
「ねこにゃすさん、猫耳つけてみたらどうですか?」
「どうも、やべー奴です(諦め)」
「オオ……ネコチャン」
「異常者って、そこまで言ってないでしょ やべー奴としか」言ってるよ
「猫の話ですか?」聞き齧りにも程がある
「もはや誰??」
「ねこにゃすさん……」 原型留めぬ。
「ネクにゃす?」
「ネクサスさんの親はねこ……
ねこさすさん……」
小さく呟いた
「戸籍とかは特に関係ない世界なので大丈夫です。悩みもあんまりないです!」 仲間とは。
「4分割されようとしていますね???」