ロッカーやソファ、誰もいない受付がある
テレビと、壁の上の方にスピーカーがある
窓はなく、扉も開かないが空調は良い
「そんなやつが?こわ……」こわ……
「ありがとう。イシャリさんもよい旅を」
「イヌ天国は俺の管轄外だなあ
たぶん犬飼いの天使イヌカエルが頑張ってくれるだろうよ」
「やぁ!!!!楽しかったねぇ!!麻呂感激!」
「しんかしたやつがプールおよぐとでるんだよ〜」
「グヮガタマリ でんき/みず しつりょうですべてをおしつぶす あひるピエモン。 どんなあいてでも なぎたおし そくしさせる」
「きっといい旅になるんだよっ!」
左腕のアトラス は無いフを取り出し……無いフは無かった!
「大した量じゃないが私もかえしとこ……」
「あひるはいいや……」 いいんだ。
「電気タイプだったのかこいつ……」
「そうだな。こいつにきめた」
「そういえば持ち帰りまだ決めてなかったね」
ナイヌはイヌだった!!イヌは逃げ出した!
左腕のアトラスはピアゐを弾いた。ピアノっぽい音色が響き渡る……
「お持ち帰りはタブレットです。ナイヌは野(?)に返しました!」
「おぉ……使ってもなくなりませんものね」
賢い選択……。
「そのこを あいぼうにするんじゃな?」
「でんきたいぷ グワーグヮ!すばやさが特徴のピエモンじゃ!」
ぐわぐわ
「……これかな」持ち帰るものをきめた。
「正義の逆位置なんで悪なる毒瘴アマンタ・ヴィローサを持って帰ります」
めでたし……。
「あ!アトラスさん」
「アトラスさんですよね?」
アザレア はデスタロットを引いた……デス正義(逆位置)!
アザレアはサモンを宣告。『来たれ死の令嬢、来たれ白き天使。悪なる毒瘴アマンタ・ヴィローサをサモン!!!』……何も起こらなかった
じゃあツバメさん、イヌ天国で88のナイフみたいなイヌ(推定ボルゾイ)に囲まれるってこと……?
「こわいこわいだねぇ」
「ときにアマンタヴィローサとデスタロットいまだに悩んでるんですけど」
まだ決めてねえの。
「ウオオカードよ! 私にどっち持って帰るべきか教えてくれー! ドロー!」
ナイヌ大脱走を見送っている。
「イヌたちはねぇ イヌ天国でかいぬしにまた会うんだって〜」
「元気で……」犬を見送る。
「おお……さらばナイヌ……」
見送る……
「かえしてきた!」
「さいきんはいちどにかえせるようになっていいねぇ じだいもかわったねぇ」
「できた!」
「さらばナイヌ!お前たちも元気でお過ごし!」
「あいつらどこに行くんだろうな…」
(逃げるイヌたちを目で追い)
「88は流石に多すぎる……」
ナイヌはイヌだった!!イヌは逃げ出した!