「おっといいのかい、その札をチーしちまってよ……(？)」
「じゃあアタシはここらへんでちょっとお暇しようかな。お人間様方もそれ以外も良い暴食を〜！」

（トランプか……昔遊んだな……）
持ってないのでぼけっと見ている。まあその辺に山ほど落ちてるっぽいので、いずれ手にすることになるだろう……手にしたところでたぶん使わないけど……

「お、よかったですね！」
「ケーキナイフがあればホールケーキを見つけたときにたべられます」
「……逆に言えばホールケーキを所持していても」
「ケーキナイフを所持していなければ食べられません」
　お上品を強要される世界……せちがらい。

「では余っているのでトランプをあげましょう……」
　なんせ6個あるので。銀髪のお兄さんに勝手にトランプの束を押し付けた……。

「トランプのルールが無法地帯ですことよ！」

「チー。その捨て札貰うヨ」

「6！？そんなにあんの…？」

「えーと……コール……」
※ポーカーは一枚ではできない

「コール、そしてUN○だぜ━━」

「幸運の7だ！しかもクローバー！」
「ケーキを分け与える光景に相応しい。平和は此処にあり！」

論理はともかくなんかご機嫌の様子。

「……ケーキナイフしかなかったな……。
店には食料などもあるようだが……脱出に関係ありそうなものは特に……」
銀髪とやらが自分のことなのかわからないながら、ぼやぼや答える……

「トランプ6つもある。トランプ投げるやつになるしかないのか……」
　やめとけノーコン。

「トランプ二つもあるんだよな」

＞6110 「感謝です手前…はむ…美味しい…」

「トランプ二つもあるんだよな」

「……ダブルダウン」

「ホール-2ピース+1ホール………⁈」
ふえた。

「ドロー！　ハートの５！」
　見様見真似であそんでみる。多分遊び方が違う。

「くれるの？　ありがとう手前。じゃあお礼にこれあげるね」
切り分けられたケーキを貰ったのでホールケーキを渡した。

「当方と麻呂もいる……？手前ホールケーキ-1ピースは……きついｶﾓ……」

「ドロー！！！ウノ！！」
1人で遊んでる