ロッカーやソファ、誰もいない受付がある
テレビと、壁の上の方にスピーカーがある
窓はなく、扉も開かないが空調は良い
「なんか、これといって変わったことは無いね、ポイント出てきた」
「ご主人様、心配しちゃうの。」
「アイラはしばらく、観光でも良いけど……やっぱり、帰れるようにはしておきたいの。」
「このボタン押したら頭来ないかなぁ………」
その辺で見つけた謎のボタン。
「ど〜も〜、同じ顔やで〜良き暴食をな〜」
反復横跳びしながら見送った
「きのこの坊ちゃんはやっぱキノコが本体やったりするんか〜?頭から生えとるし〜」
「増殖も分裂も乗っ取りもいるのか……」
透明な缶詰を使った!
「き”奇麗で”よ”妖美”で う”兎のように繊細な そは……そこらへんにいそうな人物。
略して教祖です。普通ですよ、ふふふ」
右脚のアトラス は「\Pi/」ボタンを押した!
「ぴ?」
「みどりぼうし」
ただの人違いである。
「各々好きなように動いているようだな」「私も少し…見て回るとするか」
「またね、なの!」
「めちゃくちゃでごめんなさい……手前じゃ当方とわたくしめを処理できない……アキラメッテコト………」
どんどん萎びれていく、という寝転んでいる。
「私は従者なので〜? 早めに帰らないと、主人に心配されてしまうのですがねぇ。まぁこの空間のルールに従って、手早く何とかしましょうや……」
「私はクローンではなかったな、クローンの私はいたが。分裂と増殖の何が違うというんだ」
「他の私がやらかした責任を私まで負うことになるのが一番の悩みだった。お前らも他の自分には気を付けろよ」
「なんやボクとオレが集まっとるやん。オモロ」
「私めは"右腕のアトラス"!私めと同じ姿の仲間たちは、簡単に言えば同じ存在から分かたれた同胞でございます!
我が敬愛なる"頭"様を探してまいりましたらこんなところに!ハッハッハッ!」
超早口。
ツバメ は「\Pi/」ボタンを押した!
「あっはっは。正直もう誰も彼も同じ顔が並びすぎててよう分からんなっちゃった」
「それじゃアタシは食べ物探したり寝床探したりしてくるね。みんなも良き暴食を~」
「ほら言われた」
「増殖…というか相手を乗っ取り自分の一部とした事ならありますよ!
今はできないんですけどね……ハハハ…
ハイ、つまりそこまで怖がらなくて大丈夫です」
「ここでいっか、やっほ~。変な缶詰拾ってきたよ。
なんか、透明な奴と、バグってる奴。開けるとこみてて~!」
「へぇ!!!!!!!そこの緑帽子は増えたことあるんやなぁ!珍しいわぁ!!!」
「悩みとかあらへんかったぁ?やっぱ増えると大変よなぁ!!」
「なんだかナイフたくさん拾ったんだけど、こんなに使うかな?」
「わたしツバメっていいます!迷子みたいです!」
「教祖は、普通じゃないのー!」
「何かもうめちゃくちゃだぜ…………」
「みた顔がちらほらいますねぇ。どうやらボッチ回避できたようです。
あ、初見の方もいらっしゃるようなのでご挨拶でもしておきますか。ん゛ん゛。初めまして、わたくしムアンと申します。
いたって普通の害のない教祖です。以後お見知りおきを」
深々と頭を下げます。
「えーっと、まあええか何となくで呼べるやろ皆よろしゅうな〜!
君の方がよータバコ使うやろ、オレの方のボク〜
ありゃ、カオリのお嬢ちゃんもクローンなんか?そやったらだいぶおもろいわ〜」
「アイラは、冒険者だから居なくなっても、大ごとにはならないけど。人によっては、一大事になりそうなの。」
「普通の害のない教祖という紹介が怪しすぎる」