ロッカーやソファ、誰もいない受付がある
テレビと、壁の上の方にスピーカーがある
窓はなく、扉も開かないが空調は良い
「ちなみに当方たちは増殖じゃなくて分裂だからそこ間違えないでね。間違えたら当方ポイントが減るよ」
「もしかしてここ増殖経験者の集い的な場所だったりする?」
「ぞうしょく。」
「増殖経験者」
「出られない事は大した問題では……」「…あるかもしれないな。人によっては」
「増殖経験者!?」
「みた顔がちらほらいますねぇ。どうやらボッチ回避できたようです。
あ、初見の方もいらっしゃるようなのでご挨拶でもしておきますか。ん゛ん゛。初めまして、わたくしムアンと申します。
いたって普通の害のない教祖です。以後お見知りおきを」
深々と頭を下げます。
「ボクの方のオレかぁ!!てっきり鏡でも見とるかと思うたわ。ちゃんとタバコは持っとるか?切れたら言うてぇな、貸したるさかい」
「全く同じでないならば、口調や性格が違うはずだ」
キィラン は缶詰を開けた。ツナのおいしそうな香りがする
「私はカオリ、またはフローリア。学生で魔術師、ついでに増殖経験者だ。あーいやだいやだ、我が身の悪夢を思い出す」
「……というか、皆結構のんきなの?ここ、出られないの。」
と言いつつこちらもあんまり焦ってないが。
「みた顔がちらほらいますねぇ。どうやらボッチ回避できたようです。
あ、初見の方もいらっしゃるようなのでご挨拶でもしておきますか。ん゛ん゛。初めまして、わたくしムアンと申します。
いたって普通の害のない教祖です。以後お見知りおきを」
深々と頭を下げます。
「よろしくね、子どもたち~」
「私はエナよ~~」
3メートルくらいありそうな巨大な女が部屋の隅からご挨拶
「自分と同じ姿の別の人ですか…うーん…」
ここの物とは少し違いそうな缶詰を取り出し見つめたが、すぐにしまった。
…なんだか缶詰が動いた気がするが、気のせいかもしれないり
「同一人物の区別は難易度高ェな」
「よろしくね、任意の二人称たち」
「私の名はキィラン・リリィス。とある御方の従者にございます。まぁ、今この場には主人はおりませんけれどもね。従者単体です〜」
「オレ。私め。お人間様の区別憑かないからあんまり分からないけど、別の同一人物がいる感じ?」
「自己紹介もう一回する感じかな?アタシは【暴食の天使】ガルマシエル。よろしくね~」
「クローン人間がいるのか?
僕はフォルテだ。似たようなやつはいるが、来ていないな...」
「アッアッ、ジコショウカイ……手前は、テマエデス………まともそうでまともじゃないのが当方ですごくやばそうなのが私めデス…………」
怒られた方がいい、この手前。
「自己紹介の流れかぁ!!オレはネクサスや!!よろしゅうなあ!!!!……ケホッ。」
「お〜、この口調はオレの方のボクやんか〜、元気しとったかー?大きくなってんね〜、知らんけど」
「私も見ての通り人ではないな」
説明はいらない。まさに見ての通り。
「アイラなの。魔法使いなんだけど……なんか、ここだと使えないの!」
「だる絡み...?」
「天使様まで、来ちゃったんだ。」
「アイラも、人間ではないの。」
物理的に頭とか顔とかお花畑系の種族。
「流行りなんちゃう?知らんけど、とりあえず紹介しとこか、ボクはネクサス言います〜、よろしゅうに〜」
「同じ姿の人たちが沢山いらっしゃいますねぇ!まるで私め達のようでございます!」
「ワタクシは人間じゃありませんよ〜キノコです、キノコ。ゾンビ寄りだけど…
名前はコルディス。どうぞよろしく」
流れるように自己紹介をした。