ロッカーやソファ、誰もいない受付がある
テレビと、壁の上の方にスピーカーがある
窓はなく、扉も開かないが空調は良い
「なんて?????」
全然聞き取れなくてちょいうける。
『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』『ワウ!』
「い、いひゃりはらいひょぅふみゃんらよ、っ……!」
主に口と鼻を重点的に舐められている……!
ほっとけば収まるだろう。
『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』
「あわわ……」
「まぁ血は出てないしほっといてええやろ……」
『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 「あっ流石にこれは」
助けるべきか……?おろおろ……囲まれて動けない…… 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』
『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』
「あぁ~~~!!!!!!」
いつの間にか増えた狼に囲まれ、
全身を甘噛みされながらべしょべしょにされている!
『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』
「や、やめ……」
「くすぐっひゃいんだよっ」
「あぁぁぁぁ……………」
『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 「おわ……大丈夫?」
噛まれてはいなさそう……様子見…… 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』
「餌付けしてなつかれている……」
「血を流したら……がぶり!なんだよ~」
「え?なに?おおかみさん わぷっ へぶ」
顔をべしょべしょに舐められている。
『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 「そ、そんな……」 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』
「これで生肉の味を覚えたおおかみさんは自然と人を襲うんだよ~」
『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 「ありがとう。やさしいね」
餌やりを見守る…… 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』
『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 「いぬ。……缶詰から出てきた」 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』
「おおかみさんかわいかわいだねぇ」
生肉をあげている。
「いぬだ」
『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 「おお……」 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』 『ワウ!』
寝不足 は缶詰を開けた。缶詰が出てきた。
もぐもぐ……
イシャリ はタブレットを食べた。かぼす味がする…… ポイント+178
もぐ……。
アザレア はタブレットを食べた。かぼす味がする…… ポイント+178
「はい イシャリやめます……」
まるくなった。
「やめてくれへん???」
「キノコのお人間ちゃんやっほ〜なんだよ〜っ」
「これが本物のネクサスを始末する罠だったらおもしろいかもなんだよ」
「ま、ボクの世界に来たいっつう人に聞いてみよか、何したいかな」
双子かと思っていたので驚きの目を向けている。4人いるんだ……
「クローンやで!!!オレ含めてクローンが4体おるな!!!!」
「健康には害ないよぉ。タブン。
と言うか同じ姿複数なの、クローンだったんだねぇ……」
「うーーん。まぁ。刷新できるほどの余裕あるとも思えんしな……」
「それは申し訳ないとは思うけど…勝手に人様のクローン作るカスどもの所におきたないやろ?」