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「隅全部取られちゃった」
「ここに霊的なものいたら呪われそう」
「過去形……魔法は使えなくなると放送で言ってた気がする。天使族が魔法生物であるなら、天使様の力も禁じられてしまったのでしょうか……」
れいたいさん……?
ものを しらない かおを しています。
「ええ、勿論バッチリ見えていたのです! 霊体さんは…… ……… ……いらっしゃらない……でしょうかね~」
「霊……体……?(無知っ…)」
ゴロゴロゴロゴロ……(無人の隅まで転がっていく)(スクウェア・パーフェクション)
「なるほど~」
「命の循環とはまた違うのですね~。魂かあ」
「私の居たところにも天使さまは居たのでしょうか…」
「導く……ということは霊体がみえるのですか? いまここに霊体さんはいるのかな」
むずかしいはなしだ~(傍観)
「この内側に入った方は……
祈りたくな~れ(願望)」
むつかしい てんしさまの おはなしを うんうん しています。
ふぉーめーしょん、中の人はどうなるかしら?
「わあ……」
オセロかな……
「では私はここへ……スクウェア・フォーメーションで畳み掛けますよ」
また違う隅へ座った。
「そうですね……(直立)」
「そもそも生命が死んだ場合、
その魂は肉体という器から離れ、
宛てもなく彷徨うことになってしまうんですね~」
「そこで魂方を天へと導く役目を持つのが、天使なのです!
そうすることで、魂は正しい流れの中で巡ることが出来るのですよ~」
すみっこ すみっこ
きっと まっくろさんとは べつのすみっこ
「さっきまであんなにたくさんいたのに、随分と人が少なくなってきましたねえ……」
寝っ転がっている生き物を見てこちらもすみっこに陣取り、壁に背中を預けて腰を下ろした……
「ところで(ゴロ……)」
「天使さまというのは(寝転がる)」
「どういう……存在?なんでしょう(だら…)」
「ヒトやヒト以外の魂をいいかんじにするのがお役目ということはわかるのですが…(ぐで…)」
手を振り返します。ネコチヤンです。
人口密度が減ってきたのをいいことに、ロビーに寝転がっています。
ねこさん? にも、ゆっくり おててを ふりました。
「いずれ……祈りを行き届かせましょうか……隅から隅までも……」
「フフフ……ミナミナ~……」
ミナミナてんしさまには おいのりで かえしました !
まっくらくらの おかおです、ね?
くびかしげつつ おててふりました。
「おりますよ~」
「いずれ見に行きましょう、いずれ…… ヒトも部屋も逃げませんからね~」
ニコ……おいのり……
「いささか静かになって参りましたね~
やはり皆様他の場所のことも気になる。
わかります。私もいずれ見に行かねば!」
見渡したその視線と目が合……ったのかは定かではないでしょうが、ひらひらとおててをふりました。
おててはおいのりしつつ
ここには どのくらいいるか みわたしました。
「3LDKか……」
「四つしか部屋がないのかな……」
ちら と廊下だけ眺める……
「行ってらっしゃいませ~ミナミナ~~~」
「にぎやか~(にぎやか師の鳴き声)」
「私もここに居ない方とお話したい気持ちがなくもないのですが
ここに居るのも捨てがたい おお、実家のような安心感」