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「約束、いいですよ。私、襲われたら一溜まりもないので」
「そもそも、そんな風な事が起きるとも、思えないけど……」
「私は構いませんが……ここにいる人たち以外であろうと、もとより人を襲う気はありません」
「脱出できると 約束してくれました。」
「殺し合う理由はありません。」
「祈りましょう。」
「いのりって ……」
「やくそく して アイはうらぎられる ?」
「それって たんじょうび ?」
「信用するには担保が必要って、習わなかった?」
「殺したり、死んだりするのは」
「きっと、誕生日の真逆に位置するもの」
みなみなー
おくちだけ うごかします
「よ~し祈りましょうとも~ちょっとあんまりわからないことでも祈りますとも!ミナミナ~~~」
「なんならさ、ここにいる人たちでも約束しとかない?ここにいる人たちを襲わないとかさ。」
「勿論、脱出が叶うのなら協力は惜しみませんよ」
「もう、卒業式も近いので、片付けなきゃいけない用事が沢山あるんです」
「はァい、ミナミナ~っと」
「俺もどこか行ってみるとするわ~」
とん。足音鳴らしてどこかへ。
「最悪。ほんと、最悪。」
「やった~ 人間様以外でも安心」
「私のお導きが不可説不可説転の後である事も祈っていてくださいね ミナミナ~」
「誕生日ではないわね…悲しいこと…かしら」
「え、アイかも。」
「ラブ、アンド、ハッピース主義だよ~」
「なんでころすの ?」
「それって たんじょうび ?」
「まだ死にたくはないわ…」
「…ま、ここに荒事得意な奴いなくてもここ以外にいる奴らの誰かがそういうの得意かもね。」
「このミルメコエル、勿論人間様方以外のお導き経歴も
それはたくさんありますのでご安心ください!ミナミナ~」
「葬儀屋さんは、アイですね。」
「殺すとか、殺されるとか。
みんな仲良く手を取り合って助け合い、とかしないわけ?」
「現状で、死にたくはないですし」「痛そうだし」
「天使様からのお迎えも、当面予定はありません」
「そうぎやさんって アイ ?」
スライムさんに おててふりふり
ばいばーい
「ん、どっか行ったか……」
「……何だったんだろうな?」
「オレ、葬儀屋なんで~」
「おや 逃げてしまった……気が弱いタイプのスライムなんでしょうか?
積極的に襲ってこないなら大丈夫なのかも……死肉を食べるタイプだったのかな」
「どこかにいった」
「どこへ、なにを……?」
「あら、どっか行っちゃった…」
「よくわかりませんが無害そうです!よかった~」
「私が人間じゃなくても付いていてくださいね…」