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なまえも ひとも たくさんたくさん
よくわからないので わたしはわらってます
「あら~誕生日のやつがいるんだね。ってことはこれってドッキリなんだ?7日間ってのもウソ~?」
「絶対健康に生きたいから医療品100個くらい買っちゃお~」
「あら誰か誕生日なの!?
こんな場所じゃケーキも何もないわね…」
「バースデイのバースデイ」
「言い得て妙だね。だけど、確かに」
「毎日が誕生日なら、毎日がおめでとうだね」
「え、自己紹介のターンっすか!?
わたしはゆきねっす!
...ここ、誰かの誕生パーティーなんすか!? コスプレイベントかと思ったっす!」
「………」
「ええ〜……ウチの目の間違いじゃなきゃ、ゲームっぽいファンタジー生物が見えるんやけど〜…」
「非現実空間すぎて頭おかしくなったかぁ〜…??」
「エ!?天使仲間がいるんですか!一緒に皆々様を善く導いていきましょう……!!」
「えっ」
そんな お誕生日会場には 似つかわしくない ?
「じゃあ かざって」
「バースデイ おててないない した」
「名前を名乗って目なんて付けられたらどうするんだろ……いや、でも情が移って云々って事も」
「……ええい、しっかりしろ愛!
ちゃんといつもみたいにすれば大丈夫、
やり過ごせる……」
自分の頬をぺちん、と叩いて、この場から離れる事にした。
「同感だなァ、派手なピンク髪の黒面」
「飾りとハッピー感がここにはねぇ。活気はあるらしいがよ」
「色んな場所あるんですねー!色々みてこよーっと!」
バタバタ……。
「天使様なんてのもいんのな…」
「あ、おじさん人混みに酔って来たんで一旦ハケるな」
ともあれよろしく、とだけ言い残し。
賑やかな場を後にしていく。
「誰の誕生日だって?こんな企画応募した覚えないんですけどあたし抜けたいんでけど……」
「ホラ…名前言った方が常識的にいいかなって…でも覚えれる気はしないかも…」
「…………」
その辺の壁際。静かに周りを見やった。
「天使なんているわけ無いでしょっていう言葉はここだとなんせんす?」
「……あぁ~ 申し遅れました。
私はフォーミュラです。 天使フォーミュラ。
これから、よろしくお願いしますね。」
「さァてプラスかマイナスかは勝手に決めろ」
「所見のヤツに好意的も何もねぇと思うけどな?」
「人のセンスにケチつけたかないけど……たしかにもう少しにぎやかな飾りつけがあるといい」
「これって誕生日パーティーなんですか?全然めでたくねーって感じの部屋ですけど!」
「大丈夫ですよ。これも神様の思し召しです。
すぐにここから出られますから。
不安がらないで。」
「きょうは バースデイのたんじょうび」
「あしたも だれかのたんじょうび」
「だからパーティ」
「おめでとう ドッキリ」
「ミナミナ~!どうこう言われないということはそれ即ちプラス!?好意的に受け止めて頂けているなら何よりです!」
「あの、あたしサチです…って名乗っとかないとマズイ感じ?」
「ところで……天使 いず 何!?」
「私の知らない常識をみなさまお持ちでいらっしゃる!?」
「……や、これが3人ぐらいの集まりだった方が
生きてられる気がしないや」
「リンセ、です。リンセと申します」
「あ、申し遅れました…僕はアラン、ここに来るまでは狩人をしていました これからよろしくお願いします」
と帽子を取り挨拶
「誕生日パーティに無彩色の部屋かァ?
主催者は随分センスが尖ってる方だな」