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「ご飯とかは用意されてるみたいだし…まぁ…」
「ほんとだ。いくらか行けるとこもある…。」
「おれはアリレー!趣味は森を焼くこと!短い間だがよろしくなっ」
「ミナミナ〜」
「やべーよなんだよけったいなカッコのヤツばっかハロウィン会場かよ時期ズレてんだよなんなんだよ……」
「随分な話だったな。……脱出の準備が整うまで共同生活、か」
「天使、ねぇ。
そう簡単に約束しちまって良いのか?」
「7日生きなきゃいけねーなら、体力温存しとかないとすよね」
そのまま、別の方向に足を向けた。
「皆々様戸惑っていらっしゃいますね!私もちょび~っと戸惑っております!
ですがご安心ください!この天使ミルメコエルが、貴方様方の救いをお約束しましょう!そうです、ミナミナ~です!」
「とりあえずは……何をすればいいんでしょう?こういうのは、初めてなので」
一通り辺りを見渡し終えると、つるりと床に体を滑らせ、どこかへと。
「ハハァ、確かに違いない。
俯いてるより元気にしてた方がマシだな」
「サバイバルねぇ。オレ、そういうの苦手だけど、この袋から食料は出るんでしょ?良いじゃん。」
「いろんな おへやがある ?」
「7かかん よろしくね わたしと」
「色々なひとたちが……いる……?」
「…一般人?」
「…………どうやら、人で無いものもあるのか
不思議な事だ」
「うーん、よくわかんないけど……頑張んないと?かなあ……」
スピーカーの方を眺めながらぼんやりしている
人が多い。
多い。
「サバイバルなら得意ですけど…ここ自然とか無さそうですし…」
「……えー」
「まあ生きてりゃこういうこともあるのかなぁ~……うぅ~ん?」
「なんや、けったいな場所やなぁ…。」
「思った以上に人がいるんだね」
「?」
きょろきょろと周りを見渡している。人がいっぱい。
「元気なことは良いとこじゃない?辛気臭い顔してたら死にそ~」
「……夢、みたいな光景すねえ…」
周囲の声にすこしだけ眉を寄せ、ヘッドホンを装着している。
「よォ~きなヤツもいるモンだ。
無彩色の場所で七日なんて冗談じゃねぇってのに」
「七日もこんなつまらなさそうなところに缶詰でございますか」
「……わぁ、どうしましょう。えぇ本当にどうしましょう」
腕の無い 子供も周囲を見渡す
きっと知らない 形だらけ
「どきどき?」
「………7日間、か
確かに、生き延びろ、と言うべき長さだな
………元気な者も居る様だが」