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アンバースデイ 2025-02-23 01:41:20

そうこう してる間にも
どんどん どんどん

重くなる んだろう

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ナデシコ 2025-02-23 01:33:33

 へびさん。どうしよっかな。
 苦しいなら、わたしが終わらせてもいいが。
 寒いのはお嫌いだよね……あとでたずねてみよう。

 答えられるかは別として。

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ナデシコ 2025-02-23 01:32:19

「でしょ? きっとそうです」
 この親切な、正直な、善良な、素直な女の子が恨まれるわけはない。
 怪物は、特に根拠もなくそう信じていた。

「いいですね。シダレさんがお姉ちゃんかな?」
「そしたらいっぱい甘えちゃいますね。ふふ……」
 血の繋がり。自分とまったく同じものはいっぱいあるが、あれらを姉妹と思ったことはない。
 家族の記憶なら、最初のわたしにはある。
 近く、あたたかく、安心できるもの。
 シダレさんがその関係であるなら、きっと楽しい家庭になるだろう。

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アンバースデイ 2025-02-23 01:26:05

蛇 ……引き摺る手は 無いのだよなあ

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シダレ 2025-02-23 01:23:40

「色合い的に美味しそうで……?」
「腑に落ちるね。そっちの方が」
「苛付かないから良い」

これは人並に善良で、人並に素直だから。
妥協の案には微笑み浮かべて受け容れた。

「来世かあ。縁起でもないけど、そんなものがあるなら……」
「髪の色が少し似てるから、花の名前あげようって思ったんだ」
「巡り会うなら、次は姉妹とかがいいね」

血の繋がった姉妹がいいな。
仲良しで一緒に居られるような。

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絽呂 2025-02-23 01:22:51

其処にある。生きている。まだ。

望むものがいるならば、皆が寝静まった深夜にでも。死に体のこれを引きずって、冷えた部屋へと持っていって、新鮮なうちに糧にすることができる、だろう。

選択肢は意識のある人々に委ねよう。お好きなように。何をしたって文句は出ない。

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アンバースデイ 2025-02-23 01:20:44

>シダレ

それなら それで 良い
勘違い は嘘じゃない し
嘘だとして 正す気も 無いし
演技 仮面 もっと下の どうでもいいセロハン

「?」

賞味期限 切れてしまったり
味が変わって しまったり
そんなものばかりで 生き抜く事
意味があるかは 置いておいて

「ありがとー」

受け取る手 無いから
君の手から 摂取する 事になる

玩具 …… ……確かに
興味が 無かった

ケーキじゃないし

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ナデシコ 2025-02-23 01:18:33

「おやすみなさい……」
 天使様は、初日からずっとここにいる人々を支え続けてきたのだから。
 きっと、随分と疲れてしまっているだろう。
 せめて今は、ゆっくり眠れるといい。

 いつもお祈りしてとってもえらい少女も、おやすみなさい。
 取り乱した様子もない。なにも……わかってはいないのだろうとは思う。
 きっと知らないままのほうが、いいだろうな。
 なにがあっても、天使様と一緒なら怖くないでしょう。

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シダレ 2025-02-23 01:15:42

>バースデイ

もしかしたら、騙されていた子供。
もしかしたら、勘違いしてたかな。
適当なラベル付けするから知らないまま。
誕生日を願う君を、子供だと思い込んだままに。

「いい子にして待ってて」「……、」
「もう、碌なラインナップじゃないや」

ぱさぱさのダイジェスティブビスケットと、
ついでに、味の薄いオレンジジュースくらいは。
手品みたくに取り出して、君に渡してあげる。

「はい、どうぞ」

プレゼントって言うには食べ物過ぎるかな。
だけど、君はおもちゃとか、どうせ興味無いでしょ。

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ナデシコ 2025-02-23 01:13:15

「恨まれる謂れがないなら、きっと恨みじゃないですよ」
「たまたま目についただけかもしれませんし、」
「色合い的になんとなくおいしそうで切り分けたかっただけかもしれません」
 恨みじゃないならいい、というわけでもないが。
 正しいことをした、と思っているなら。そちらの方がいくらかはいいだろう。

「とんでもない」
「わたしだけの大事な名前をもらったので、これでも全然返しきれていません」
 最初のわたしにも渡さない。これはわたしだけのもの。
「来世なんかでまたお会いできたら。もっと色々返せるといいな」
 輪廻などというものがあるかはわからないが。

 あるのなら、またどこかで会えると嬉しい。

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少女 2025-02-23 01:12:38

かえされて にこにこして
ぽふん てんしさまのいる ソファによこたわって

くすくす わらいながら
「み、なー、ぃ、な」

きのうより すこし おおきなこえで あいさつを しました

おやすみなさい

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アンバースデイ 2025-02-23 01:12:15

「……」

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ミルメコエル 2025-02-23 01:11:41

「……ふ、ふ。」


「……ミナミナ……、

 ………ミナミナ…………」

そう繰り返しながら。うつらうつら。
渦を巻くような疲弊の中、眠りへ落ちていった。

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シダレ 2025-02-23 01:02:35

「ですです」ですです、でもない。
「恨まれる謂れは勿論無いけど、」
「感謝される謂れも無いんだけど。……はい」

単純に各々が好き勝手をしていただけ。
恨みも、感謝も、皆の我儘に過ぎなかった。

「嘘は、得意じゃないので」

傷跡は決して癒えないけど、
痛みも決して消えないけど、
今ばかりは、善意を素直に受け取れる。

「……また、ミイラに逆戻りかあ」
「ありがとう。貰ってばかりだね」

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アンバースデイ 2025-02-23 00:59:15

>シダレ

子供 子供 と言うけれど
子供の 証明 出来ていた ?
見えないものは 知りようが 無く
聞かずに いた 君は真実を
知る由もない

大丈夫。全て同じ、いちご味。

「わかんないー」
「? なんか くれるの」

「ほしー !」

長生き はどうでも 良かった
ケーキさえ あれば 良かった
けど 長生き すると
ケーキ 出る確率 上がるから

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少女 2025-02-23 00:58:17

かえされて うれしいので

「っ、ふ、ぅ」
わらいこえが もれました

みなみなー みなみなー

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ミルメコエル 2025-02-23 00:55:39

「…………、……はは、……」

体を持ち上げて。
応えて返すように。
手を組む。


「……ミナミナ~………」

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シダレ 2025-02-23 00:52:50

>バースデイ

結局、子供騙しにもならない子供騙しで。
挙げ句の果てには気付きもしない能天気。
所詮は子供と高を括るから無様を晒すんだ。

誕生日にお願いするみたくに、
幼気な願いを叶えてくれていたのに、
本当に、酷い裏切りをしてしまったね。
幼稚が過ぎて、謝るのすらも叶わない。

せめて、つまらない彩りじゃなきゃいいな。

「誕生日まで残り何日だろ」
「君が少しでも長生き出来るように」
「早めのプレゼントあげようか」

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アンバースデイ 2025-02-23 00:49:12

もう無駄 なのになあ
って 見てた

ずっと 無駄遣い ばかりの人 ……

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ナデシコ 2025-02-23 00:44:41

「ですよね」ですよねじゃないが。
「あれやらずにへびさんが死んでたら、多分わたしすごく後悔してたので」
「お話、付き合ってくれてありがとうございました」
 実のところ、必要なのはそちらの譲歩ではなくこちらの納得だった。
 わがままに付き合わせてしまった自覚はある。

「ふふ。正直ですね~。そういうとこ、シダレさんのよいとこです」
 人々の不安をさほど重くとらえていない怪物は、笑って誤魔化した。
 ぐるぐる。布を巻いて止血する。
 申し訳程度の処置だが、ないよりはマシだろう。ぐる。

「よし、できました」
「いくらかでも楽になるといいんですが……」

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少女 2025-02-23 00:38:18

てんしさまが ふせていれば いのりを さしあげます
てんしさまが おきていれば ほほえみ さしあげます

てんしさま かえってきてくれて うれしいの

おいのりは ちゃんとするし
ながくいきるも ちゃんとするの

だから わたしは いいこです

みなみなー みなみなー

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アンバースデイ 2025-02-23 00:36:19

「ばいばいー」

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アンバースデイ 2025-02-23 00:35:46

>シダレ

子供は

騙されてあげた。そんな事は真実じゃないと知りながら。信じてあげた。信じる事にしてあげた。そんなものは空論で、この腹は満たせないと知りながら。
君の口から出た願いを叶える事にした。

減らずとも 良い だろう
だって 減らない方が トッピングに事欠かない

「んー かわんない」
「ずっと これまでも これからも」

「バースデイ ケーキほしい」
「おたんじょうび パーティ したいだけ」

でも 今じゃない から
蝋燭 ふ と吹き消し 誰もいなくなってる かも だけど

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シダレ 2025-02-23 00:34:59

「ナデシコさんだけじゃないよ」
「言い訳が欲しいのは皆同じだから」
「大義名分とか言ってさ。私も同じ穴の狢」

大人しく包帯を巻かれる。
半ば自暴自棄ですらあった。
肌に触れられるのが恐ろしかったのに。
今は何の執着も湧かなくなっちゃった。

「……正直言うと、私は迷惑だった」
「だけど、罪を憎んで人を憎まずだから」
「ナデシコさんを疎ましいとは思ってない」

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ミルメコエル 2025-02-23 00:33:51

「…………」

伏せながら、少し落ち着いた頭で思う。
永遠にこうしているべきではないな。
やれることはやっていくしかない。
死の後の救いをまた説くことであれ、
そうでないことであれ。

「…… 行ってらっしゃいませ~」

少しだけ顔を上げて。
出来る限り、いつものように。

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シダレ 2025-02-23 00:28:08

>バースデイ

知らないままでいい。
退屈な綺麗事吐きたがってしまうから。
それは子供騙しにも暇潰しにもならない。

滑らせた鈍色の痕は未だに残っている。
傷跡すらも生きた証拠にしてみようか。
なんて、また、減らず口になる。

「なあに、それ」
「全然変わんないじゃん」
「生きて損しちゃったな」

実はサプライズでもないそれが、
皿に乗っけられて配られる。
今じゃない、いつかにね。

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ナデシコ 2025-02-23 00:26:08

「いってらっしゃい!」
 先ほどまでの様子を知りもせず、テンさんは元気だなって。
 何の心配もせず、見送った。

 もう、缶詰以外の人死にはでないだろうから。

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少女 2025-02-23 00:25:59

さるねこさんに てをふりました

とくに しんじては ないのよ?
てんしさまを みただけなのよ?

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テン 2025-02-23 00:24:53

「…さて!私はちょっと散歩でもしてきます!」
「いってきま~す」
そろそろ寝静まってもおかしくない時間だ。
人と人の間で交わされる会話はともかく、独り言は、よく響くだろう。
ただでさえ、今日も散々な一日だったのだし。
せめて、皆が少しでもゆっくり休めたらいい。
そんな事を思いながら、ロビーを後にした。

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ナデシコ 2025-02-23 00:20:41

「あぁー。ぜんぜん気にしてませんよ」
「わたしは、【やるべきことは全てやった】という」
「あきらめる言い訳がほしかっただけなので」
「むしろ長話に付き合わせてしまってごめんなさい」
「……それに、シダレさんひとりがやめたところであの人数だったし。あは」
 誤差誤差。笑って軽く流しちゃう。
 そろっと近寄って、拒絶されないようなら刻んだシーツで作った即席の包帯を巻こうとする。
 傷を癒すには心もとないが、止血くらいにはなるだろう。

「どちらかといえば……」
「殺そうと思ってわざわざ刺した対象を、いちいち治療するやつのほうが疎ましかったんじゃないですかね」
 疎ましがられてただろうな、と思えば内心しゅんとする。
 金ほしさのために刺したのではないことくらい、理解していた。

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