ロビー

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少女 2025-02-22 22:39:53

きたひとに てをふって

いなかった きがするので くびを よこに ふりました

うるさい ひとだった きがするのです

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ニーリ 2025-02-22 22:38:49

「こん……ばんは、ここにシダレっていう女の子来てないかな」
「ピンク色の髪の毛の子なんだけど……」
酷く青白い顔をして入口に現れると、ロビー内に居る人達へと声をかけた

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テン 2025-02-22 22:38:27

「ああ……さあ……どうしましょう?」
虚空を見る。
誰に言うでもない、独り言だ。
あいにくどこか特定の場所に属してはいない。そうならないように意識していた。
だって、いつでも気軽にお喋りできる相手は、いくらでも居ていいでしょう?

「困りました。みなさまを助けたいですが、誰から、というのを決められません」
「トリアージは……私には、できませんね?」
命の取捨選択など。
星の、すべての命を繋ぐために造られたものが。
できるはずもない。

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少女 2025-02-22 22:35:10

みんなの こえは きこえてるけど
みんなの ことばは きいてない

にこにこ にこにこ
おいのりを しているの

みなみなー みなみなー

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アンバースデイ 2025-02-22 22:35:00

「んー」

誕生日パーティの開催の仕方だって。殺すのはダメだって話も。全部人から聞いて守ってきた。
全部人が言うから守ってきた。守った上で、待っていたんだ。ケーキを前にして、お誕生日をお祝いする日を。

だから 殺さなかった
死なないように 気をつけて きた

「まだ かも」
「でも しんでない ? かも」
「わかんない」

「みにいったら わかる」

シャワールームに いなければ
倉庫だろう 多分

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アンバースデイ 2025-02-22 22:31:57

「わかんない」

分からない そうだよ
まだ 早計 そうかな ?

「でも だいじょうぶ」

使うから だけど ああ
──言う間に 君は 消えてしまっただろう

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■■■さん 2025-02-22 22:31:36

「ないかー。」

なおさら言えないな。
多分、お誕生日を楽しみにしていて、葬儀屋の祈りなんかを聴きたいからってついてくる子供より先に、

死ぬ。

って思っている。
だから、この先も、終わりのない先も、出来るだけ黙っておこう。


「うん。じゃあ、まかせる。」

誰かに言われたことを信じる素直な子供だな。と。

「…ミケの子、まだかな。まだなら先に行こうかな。仕事しないとね。」

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零下七度 2025-02-22 22:29:20

空間の 切断 放棄

つまり私たちは

「見捨てられた?」

そんなこと、元から察していたようなものだけれど。

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アンバースデイ 2025-02-22 22:17:08

狂っても 正気でも どっちでもいい
その喉があれば いい
その血があれば 心臓があれば

いいんだよ

「ないー」

「おかね いっぱいあつめた」
「まかせて」

「ながいき させてあげる」

勿論 この先も 集める よ
ケーキ も 待ち続ける

飾ったら パーティ出来るって

最初に 誰かに言われたから
ずっとそう 信じてる

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■■■さん 2025-02-22 22:14:01

「そっか。じゃあこのままでいっか。」

様子が変。
きっと諦めているからもうどうでも良いのか。
絶望して狂ったのか。
それか、元からだったのか。

ひんやりの子供がこちらに来る。
寒いなぁと思う。

「は、やっぱり拒否権ないかよ。」
残り少ない煙草、のような薬を咥えて吸った。

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アンバースデイ 2025-02-22 22:00:01

そう 行かない方が良い
あんなものに 君達を食われては 溜まったものじゃない

そんな絶望はいらない

「んー さむそうだし」
「かわいそう かも しれない」

言いながら 冷気 纏う
子供が お祈り屋さん に寄ってきた

様子 ヘン
そうだね そりゃあ そうだろう

「おいのりやさん」
「だいじょうぶ しなせないから」

最期にお祈り して欲しいから
バースデイソング みたいに
歌って欲しいから

──傲慢

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DREAM 2025-02-22 21:59:55

DREAMからの自動放送:メビウス切断面循環措置が終了しました。空間安定値向上のため、一部システムを放棄します。メビウス……

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■■■さん 2025-02-22 21:56:55

「そっか。とうとう廊下にも死体出来ちゃったんだね。」

「冷凍食料庫?なんだか死体を安置できそうだね。あぁでも、寒そうだな。死体の冷凍保存とかは、あんまりか。」

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少女 2025-02-22 21:54:28

いかないわ いかないの
そうこは おめめぐるぐるで
しらないは しらないから

わたしは おるすばん できますから

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アンバースデイ 2025-02-22 21:52:39

「うん」

いつも通り そうだね
いつも通り 出来なくても 良かった

だって みんなケーキだ
お誕生日パーティの 飾りだ

腐ってなんかない まだ使える

「れいとーしつ ……あぶないから」
「あんまり いかないほうが いーかも」

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少女 2025-02-22 21:51:24

ろうそくさんが かえったのを みて
てをふってから
そーぎやさんを みました

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テン 2025-02-22 21:51:03

「ああ……ちょうど来られましたね!」
「おかえりなさいませ!」
いつも通り。きっとできている。

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テン 2025-02-22 21:49:51

「ここにはいません。どこの方が死んでしまったかは、私には、わかりませんが」
息を吐く。そうして、できる限り、平静を装って。
まだ終わっていない。なら、ヒトの、生きているものの為に尽くすべきだ。
そういうふうに造られたのだから。

「あなたをおいのりやさん、と呼ぶヒトが
 死んでしまった方を探しに行きました」

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アンバースデイ 2025-02-22 21:49:27

ぽて ぽて と子供が やってくる
少しだけ 冷気 まとって

「……ろうかに ひとり」
「バースデイ まねっこで おいのりした」

「ほか まだみてない」

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少女 2025-02-22 21:46:18

おいのりすこし とめて

ここがふえたかは わからないので
くびを かしげました

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■■■さん 2025-02-22 21:44:26

「ねぇ。」
いつもの声。

「今日は誰が死んだの?」
いつもの調子。

諦めた、死人の顔。

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DREAM 2025-02-22 21:43:48

DREAMからの自動放送:空間の閉鎖は完了済みです。接続面の結合処理完了。空間安定値の向上処理を行います。空間の閉鎖は……

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テン 2025-02-22 21:40:24

「生きているヒトが……こんなに居るのに」
がん。
足が痛んでも、やめられない。
無意味な行為を、機械的に繰り返す。

「……どうして…」
どうして?
どうして、世界はこんなに残酷でなければならないのだろう。
どうして……

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■■■さん 2025-02-22 21:35:51



どれだけ意識を沈めていたのだろう。

夢だろうか。

感覚が戻ってくる。
終わりを知らせる痛みが身体を巡って知らせてくる。

現実だ。


何が起こったか。

観ようとしたちょうど。

放送が流れた。



…そんな気がしていた。



「あはは。傑作。」


嘲笑。

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テン 2025-02-22 21:33:05

「…………」

「私は、」
「生きて、帰らなければなりません」
がん。ロビーの玄関口、大きな扉のように見えるものを蹴る。
びくともしない。
いつだか、倉庫からベッドを運び出して、質量攻撃で脱出路を拓こうか、なんて。
そんな話もしたっけな。

「私が、“種蒔き”計画を完遂しなければ」
「星の未来が……」
がん。がん。がん。
扉を蹴る。
びくともしない。

「希望が、なくなってしまう」

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少女 2025-02-22 21:30:41

わたしは ただ おいのりを しています
おかえりを まてば いいこなので
いいこは ちゃんと かえれますので

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テン 2025-02-22 21:28:20

「………アイちゃんさま、」
遠ざかる背中を引き留める事はできなかった。
残された時間をどう過ごすかは、あなたの中で、もう決まってしまったんだろう。
これは、それを否定する術は、持たなかった。
生きているものの意思を尊重し、肯定する。
そういうふうに造られたものだから。

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ふわふわ 2025-02-22 21:27:10

流れのままに漂い出る

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愛田 繋子 2025-02-22 21:24:57

「ザマァ見ろ、みんな死んじゃえ」
傷だらけの体でこの場所を去った。

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テン 2025-02-22 21:24:20

「空間の放棄」
「偶然」

「私は、」
どうなる?
この世には決まった答えの出ない問題の方が多い。
これも答えなど出なければよかった。けれど。
わざわざ、我々『は』脱出する、なんて言うんだから。

「博士の……計画が」

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