ロビー

ロケーションを移動

閲覧者へ:編集禁止。資料閲覧のみ許可されています。

ナデシコ 2025-02-21 18:54:08

「……?」
 見慣れた少女の存在が、なんだか薄く見える。
 目の錯覚だろうか……。

 不思議そうに背中を見送った。

アイコン
花緑あずき 2025-02-21 18:53:29

「……すみません。愛ちゃんは……ロビーで何をしていたんですか?」

震える声で、周りに声をかける。

アイコン
樽井 浩平 2025-02-21 18:52:57

入り口付近。ニーリの後について来たか。
慟哭する彼女を見、その傍のシーツを見やる。

此処は死体の数が多い。DREAMとやらもその辺考えてなかったのか。

何も言わず。ただ、紫煙を燻らせている。

アイコン
零下七度 2025-02-21 18:52:42

泣いている人を見たら、自分も泣いてしまいそうで。

DREAMとかいうアレだって信用できないんだから。
自分で頑張るしかないのに。

ああ、だから。人は祈るんだ。
祈ることだけは、いつだって出来るから。

ミナミナ。声に出さず呟いて部屋を出ていった。

アイコン
ミルメコエル 2025-02-21 18:52:33

「……。」

「人は、簡単にも死んでしまうものですよ。」

「現実で起こる出来事は到底制御出来るものでなく。
 予想しきることも出来ません。
 そんなもの、人が責任を持つには過大すぎる。」

アイコン
ニーリ 2025-02-21 18:52:33

眼鏡をはずしてぐい、と腕の袖口で目元を拭うと
あずきさんの傍に寄るだろうか
かける言葉は何もみつからないけれど

アイコン
■■■さん 2025-02-21 18:52:06

「…」
何かを呟いている途中で、声に目を開ける。

シーツを捲って、顔を見せてやるか。

アイコン
アンバースデイ 2025-02-21 18:51:12

ちゃんと 死体の場にいるの 初めて
いつも もう全部終わってる頃に 出てくるから

だから 泣いてるのとか
見て 見て

ふーん って してた

アイコン
ニーリ 2025-02-21 18:50:04

視界が歪む。
泣いているのは僕か。

アイコン
ニーリ 2025-02-21 18:46:39

ふらりとロビーの入口で立ちすくんでいる
シーツの塊の傍であずきさんが泣いているのが目に入って
本当に愛さんなのか、という感情がぐるぐると渦を巻いていた

アイコン
ミルメコエル 2025-02-21 18:46:28

「……テン様……」

「…… いってらっしゃいませ~」

アイコン
花緑あずき 2025-02-21 18:45:52

「あずきがいないと生きていけないって言われたのに……離れてしまったから?」
「あずきが愛ちゃんの全部を受け入れられなかったから?」
「『練習台』になるのを……怖いと思ってしまったから?」
「なんでですか?人ってそんな、簡単に死なないのに……」
「ずっと怪我してたの隠してたんですか……?」
「なんでですか?」
「あずきの……せいなんですか?」

アイコン
少女 2025-02-21 18:43:42

ほうそうに わたしは うきうき したので
あんしんして おいのり します
ねがうことが ふえたので がんばらないと です!

みなみなー みなみなー

アイコン
ナデシコ 2025-02-21 18:42:22

「この中に、他者を害したものがいるとは思っていませんが」
「……みんな明日一日くらいは、警戒するか、ゆっくり休んで終えましょう」

「ごはん、足りないならいくらかは渡しますので」
「きっともう奪わなくていいはずです、お金も、命も」

アイコン
アンバースデイ 2025-02-21 18:42:18

「いってらっしゃい」

アイコン
テン 2025-02-21 18:40:46

「明日……」
「そうですか~」

「私、ちょっと出てきます!みなさまの様子が心配ですので!」

アイコン
アンバースデイ 2025-02-21 18:40:25

死体 見てたから
お祈り屋さん の動き 見てたから

必然 崩れる人も 見ていた

「……」

見ていた

アイコン
テン 2025-02-21 18:39:53

「あいたたたた……」
何かがぶつかる。鋭い痛みの後に、熱を持つ。が。
呼吸をする度、死に近付くような極地に比べれば、なんという事はない。
生きていればなんでもかすり傷。そうでしょう。

アイコン
花緑あずき 2025-02-21 18:39:37

「…………」

呆然としながらも、放送に耳を傾ける。
混乱した頭には、放送から流れる言葉だけがやけにはっきり頭に残る。

アイコン
ナデシコ 2025-02-21 18:39:34

「明日終わるなら、きっとみんな、だれも襲わなくていいですね」のんき。

アイコン
零下七度 2025-02-21 18:38:56

「……動く気はあったんですね」

アイコン
ミルメコエル 2025-02-21 18:38:29

「…………、放送………。早めに……?」

本当に脱出の準備を整えるというのか……?

……わからない。読めない。
希望だけ持たせて後は完全放置なら、わかりやすかったというのに。

アイコン
花緑あずき 2025-02-21 18:38:18

ふらふらと、指されるシーツの傍に寄って。
許されるなら、ちらりとだけめくってみて、それが確かに彼女であることを確認して。

「…………」
「どうして?」
「どうしてですか……?」
「理解ができません。こんなところで死ぬ訳にはいかないって言ってたじゃないですか」
「外に出てやりたいことが……あるんですよね?」
「どうして?」
「金貨だって……昨日、1000枚以上持ってて……」
「死ぬはず、なかったのに」
「昨日はあんなに……元気だったのに」

死体のそばに膝をついて。
真っ青な顔で、呆然と、うわ言のように言葉を繰り返す。

アイコン
少女 2025-02-21 18:37:30

ほうそうに こくこく うなづいて
はぁい と おくちで おへんじ しました

わたしは いいこ なので
わたしは いきて いるので

いうことに したがう みなみなのしと です!

アイコン
アンバースデイ 2025-02-21 18:36:08

「…… あした ……」

アイコン
ミルメコエル 2025-02-21 18:35:35

「………」

"彼女"の側で、手を組んでいる。

アイコン
DREAM 2025-02-21 18:35:12

DREAMからの放送:元気に生きてますか?聞こえていればいいですが。
準備が早めに整いそうです。明日の、ちょうど今頃にもう一度放送します。

アイコン
零下七度 2025-02-21 18:33:43

入ってきた少女を見て。
愛さんの方をそっと手で示したかも。

アイコン
アンバースデイ 2025-02-21 18:32:52

「あいちゃん ?」

愛ちゃん 知らない けど

きっとそこに ある
愛ちゃん ──だったモノ

もう シーツ被せちゃった かも

アイコン
ナデシコ 2025-02-21 18:32:50

「……」
 葬儀屋さんが今から弔ってくれるそれを無言で手で示した。

アイコン