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聞き耳を立てるぐらいしかやることがない蛇は発生しているしりとりを訝しんだ。順番に短く鳴き交わすのはなにか意味があるんだろうか…
「謝罪会見」
「ラングドシャ」
「ぷ……プリクラ」
「はぷー ……」
「出ミナ~」
おひるねの ひとに てを ふりました
「またな〜」
「ばいばーい」
「良かった良かった」
謝ったり話し合ったりできるのは良い人類だ。
「ジムあるんやな。ウチもジムはたまに行くけど筋トレはせえへんから…」
「腹筋あとで触らせてぇやぁ」
「朝はやくてちょっと眠なってもうたからな。昼寝してくるわ」
「ほなね」
ダンボールを持ち移動をする。
「確かにしたけんど…」
「そやで、毎日やないけど、ジムにも通ってたさかい。
バッキバキやないけど、自慢の腹筋やで」
「今なら腹筋お触りしてもええんやで」
「しゃざいかいけん ……」
「よかったねー」
分からないが 良い事 だとした
良かったねー
「昨日謝罪会見してたから。」
「とびはねっこになって召される前に車飛び越えたるわ」
「腹筋割れとるのええな。うち割れへんねん」
「したんや。謝罪会見。よっしゃ」
死者を装うのであれば、コレの袋は共にシーツ下に置かれているだろうか。もしも暴く者がいるなら抵抗は出来ないので、周囲の静止がないなら僅かな中身を持ち去ることは容易いだろうな。
そうです よ?
の、おかおを して ふくろを ぎゅっと しました
「なんや?
筋トレか?」
「ボクも毎日しとるで、腹筋だって割れてるんやで。」
「って、誰が謝罪会見や」
「とびっこ」
「おはようございます!そういうことです(SOUIU=KOTO)」
にちゃぁ…
「キキードン!避けてー!!! ああっそんな……私が責任を持って導きますね……」
「ええちょうど今、筋肉を付けてこの空間を破壊して脱出する計画を思い出した所で……」
「ドジっ子保育園におったら急に袋ダンベル上げが始まった話やな。おはよぉさんネクサス」
「や、謝罪会見の兄さん。今ね、ドジっ子保育園の中で袋の上下運動してたところ。」
ニコッ
なんかそういう空気らしいのでぎこちなく笑っておいた。
よくみる ひとたちが ふくろに くびを かしげたので
これは よいこへの おくりもの
わたしは そう かんがえて
わたしは そう おもいました
なので おいのり しました
みなみなー みなみなー
わたしは いいこに してるでしょう?
「………、……ニコ!」
ある一点にとどめていた視線を一周させて戻せば、
また微笑みを返していた。
(ジャラ……)
袋の中身を確認する。
増えも減りもせず。
750。近くの人には数字も読めたかも。
「おはよぉさん。」
「何の話してるん?」
「??」
「ふくろ なにかした ?」