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賑やかになる前に私も空気清浄機に戻って
存在感を消しておこう……
「ぶいぃ~ん……」
「皆々様方はここで天使と一緒に寝てもよいですよ……(シーツを手で持ち上げ、受け入れポーズ)
好きに寝て下さいね…… ではお休みなさいませ~、ミナミナ~……」
「……眠るか…… 天使も寝ます。」
ソファへとたとた歩いてボスッ……。
シーツを引っ張って被せて。
仕損じた……
「ちっ……!」
「お疲れ様です。……」
情報のやり取り。自分にはできないことをしてくれている。ありがたいね。
戯れる少女と世話焼き天使様の姿ににこにこした。見えないが。
危なかった……後数度狙われていたら……
「ムン!」起立。
「おかえりなさいませ、そしておやすみなさいませ。
今日もお疲れ様でした、葬儀屋様。」
ソファの元へ歩いていっては、
昨日のように、すす、とシーツを重ねた。
ふみっふみっ
急に殺意来たな……
「…ふぅ。ちょっと軽く死んだって吹き込んだけど、あそこの人たちはそこまでって感じだったから、大丈夫か。」
野次馬屋、帰宅。
ぐらりと、ソファに倒れ込む。
「…ここに、か。」
「あと…日…いや、…を見るまでは、」
ぽつり、ぽつりと、沈んでいく。
「融通を効かせてくれる組織なら……
面倒くさ~なんてぼやかないと思うので……
望み薄ではありそおですねえ……
強制的に決められる終わりが、どんなものか次第……」
トドメを刺しておこうかな。
「……………」
ずっと床で……くたばり続けていた……ずっと……
「……絶対ここから出たい、よりは、よいかも知れませんね」
「ここに居たいよ~!って希望したら、
帰らなくてもいいのかな」
自分にはもう、そんな贅沢な選択肢も残ってなさそうだけど。
蘇生薬のガラスを、袖からポケットに入れ替える。怪我しかねん。
「……味方はいらないけど」
「みんなといるのは楽しいね」
帰りたい人々のほうが、きっと多いのだろうけど。
「ずっとここに居たい」
……破棄された研究所、破損したかエネルギ―の尽きかけたコールドスリープ装置の中で。
内側から開けられもせず。凍えて。とろけて。ひとりで。死を待つよりは……。
ここで、……。
おおじょたいさんね おおじょたいさんよ
おててひらひら みおくります。
「……?」
ここの人達は何やら用事があった様子。
いつの間にか静かになったので、
しばらくここで休んでいこう……
「どないしてこんな目に〜!!!」
いざ、プールへ!
ニヤニヤしながらついて行こうとしている。
「謝罪会見かー。オレも見に行こうかな~」
野次馬
「あらやっと覚悟ができたのね!遅いわよあとで土下座100回!行くわよ〜!」
こちらもがっしりつかみ。
準備ができればシューーッッと行く。
「アイちゃんさま!!ささ、一思いに~!」
介錯?
「そうやけど!そうやけど!」
「アイちゃん!助けてぇ!!!」
愛田さんに助けを求める
その人もお前を捕まえる人だ、諦めろ
「なんかよくわからんけど頑張ってくださいね……」おうえん……。
「ここでの時間は貴重なんですから、そうと決まれば即行動あるのみです!」
捕まえた(確定ロール)!ガシーッ
「テンちゃぁん!行動早すぎやて!」
捕まった…逃げれ……ない!
がんばったり そうでなかったり
そんな さるひとたちに てをふりました
……おおじょたいさん なるかな……
「ムッ いよいよですか」
「ではでは覚悟が鈍らない内に参りましょう!
いってきま~す! ネクサスさま、確保~っ」
とりあえず宣言通り片脇を固めた。
子供に 振り返す手は 無いので
日本であり ダンボールの
彼女に振って頂こう──……
「…」
立ち去る姿に手を振る。