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「喉に負担がかからない程度ならいいですよ~」
しんぱい……。
「お気をつけて」
去る背中を見送る。
「………ッ」
ビンタは避けなかった
戒めのつもりなのだろうか
「……痛いなぁ」
でも、みんなの心はもっと痛かったのだろう。
「…………よし、プール…行こか」
ようやく、覚悟が決まった。
満足 したのか
子供も 歩き出す
どこへ
どこかへ ふらふらしてる
「みなみな〜」
便乗はする。去る。
>ネクサス
「ふぅん」
ところで歯は食いしばったか。
「テンちゃんとアイちゃんが誰だか知らへんけど」
「なんや。覚悟が決まれへんのか。なるほどな」
「まあしゃあないな。しゃあない、しゃあない」
「ほな」
手を振り上げた。
あなたの頬に一髪。
はよいけの意味を込めて。
軽いビンタをお見舞いするか。避けてもいい。
躊躇すなの二発目はしまっておこう。
「ほなね」
当たっても当たらなくても。
すっきりした顔で彼女はロビーを去った。
別の意味で騒ぎにはなっているけど、
大事にはならなさそうで良かった。
探し物……アレの効き目も確認できたし、
そろそろ戻って──どこへ。
「……」
どうしたものかと、ぐずぐずしている。ぐずぐず。
「え、オレ当番ダメー?そんな~」
「私が七人必要になってしまいます!!」
天文学的な数字の名前なんだから七人くらい居るんじゃないですか?
みなみなー
……そもそも、わたし、おはなしできない、よ?
そんなおかおを しましょう
ときおり きこえているのは きのせい です。
「ミナミナ」
「月火水木金土曜日がテンさんで、日曜日が……テンさんかな……」
「葬儀屋さんは喉に負担かかっちゃうし」
「少女はお祈りに忙しいし」
「わたしは……わたしはなんかいそがしいので……」ずっと寝てんだろお前
「オレ当番になったらまたヘイト集め演説していーい?良いならやるよ。」
「当番表を作らなきゃ……」
誰と誰と誰と誰で?
おるすばんは まかせてね
でも もどってきてくれると うれしいわ
そんなにこにこ
「宗教は……個人に依存し切るべきではないッ……
皆々様方で……ミナミナ演説は……続けていってくださいね……!
毎日して下さいね……持ち回り制で……」
「死なないで天使~キミが死んだら誰がミナミナ演説をするの~」
「そんな………みなさま倒れてしまった………」
「戦いは……虚しい……」
>シホ
プールのみんなに会いに行ったか
その言葉に露骨に顔をそらした。
「……いや、アレから顔出してないんや…テンちゃんとアイちゃんも一緒に行ってくれる言ってたけど…覚悟が……決まらんくて。」
「土下座する気はあるんや」
「…心の準備が、まだできてないんや。」
「も……もはやこれまで。
ミナミナの使徒達よ……後のことは……どうか……グフッ!」
死屍累々。
みーな みなっ!
「きゃーっ純なるミナミナ砲がぁぁぁ〜」
眩しさに倒れる
「あーい あいっ」
自分の名前が叫ばれた気がしてビクっとなった。
まなだけど。
「もちろんですー、ちょっとまってねー」
流石にハンカチごと捨てるブルジョワではない。……はず。
ゴミを入れてよさそうなところ 推定ごみ箱にガラスを入れ、戻ってくる……、
「どうしよう、洗って返したほうがいいですよね」
洗うと当然しめりけハンカチになる……。貴重な布資源が。
とはいえ生き返り汁がついてるかもしれない。貴重な布資源に。
我々は重大な選択を迫られていた……。
……生き返り汁に関しては、かえって調査にかければなにか有用かもしれないのでこのまま持ち帰る選択肢もあるだろう。
こいつが袖にさりげなく滑らせたガラス片の一つをそうするように。
「天使さまーーッッ」
「立ってください……あなたのお役目はまだこれからじゃありませんか……!!」
らぶほーに みなみなほーで たいこうします。
きゃらきゃら きゃらきゃら
「ぐうわあああああああッ!愛があぁあああああッ」
とりあえず食らった。
「あ、ついでに口封じの襲撃もNGでお願いしま~す。」
「これが……箝口令!?」
これには言いふらす理由もないから、どのみちそうなる。
「了解です
後でご本人が起きた時も伝えないとですね…」