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「喰らえアイのラブ砲ぉ〜」
とりあえず叫んどこ。
省エネ……
なにもいわない……
「うん、ここだけの話にしよう。蛇は生き返っていない。蘇生薬なんてなかった。別場所漏洩禁止。良いね?」
「……」
「いざ大枚をはたいて、もし偽物だったりしたら
がっかりしちゃうし、取り返しもつかないじゃないですか」
「試しておくのって、大事な事かと」
「?」
分からない顔
子供って 残酷だね
「お口オープンにしたろかな…」
「あ、事が済んだらハンカチは返していただけると……」
貴重な布資源ゆえ!!
>ネクサス
「自分の死が近いとそら焦るやろ。うちでも焦るわ、そんなん。冷静でおられへんわ」
「しゃあないな。よかったな、引き留めてくれる人がおって」
「あんたがいい糸目の証拠やね。ほんま」
「あんときはあん時やろ。今のあんたはあいにく生きとんねんな」
「次は無力にならんよう立ち回れるやろ」
「無力さ知っとるんならな。きばりや」
「次があるんならな」
「……」
「ところで仲よぉしとったプールのみんなとかには会いに行ったか?」
「後は 歯ぁ食いしばって?」
蛇は生き返ったのか…とはいえ今はもう襲う気はない。
ジェスチャーに対して頷く。
「わかりました。処分しておきますね……」
破片をさりげなく一つ袖口へ。
「えぇ、そうして頂けるとうれしいです。……ちょっと捨ててきますね」
頷き、軽く頭を下げたのち、ゴミ箱さがす……うろうろ。
人差し指を口に当て、ウィンク。
わたしなにもみてない
「……、………」
今すぐ叫びだして場を滅茶苦茶にした方が良いのか……?ということを悩んでいる間。
……
「……」
しーのゆび まねします
まねは しますが
……これ わたし ひつようかしら……?
「つまりそれって蘇生薬ってやつだね。かなり値段が張るって聞いたけど、よく持ってたね。」
注射器持つ腕がないと、難しいかもね。
「あっ」
「……」
「お口、チャック!」
自分の口に指を押し当てて、しーっ、とするジェスチャー。
「まってなんや生き返るって」
「…」
「あんた…まさか…どっかの死体にそれつかったんか…?」
「いやええんやけど…」
「……これ、どないしようかな」
懐にある、冷たくて、鋭いモノ
買ったのはいいけど、使い道はなく
「舐めたらまだちょっと使えるかも知れないけど、
普通に危ないので捨てちゃっていいです、ごめんなさい」
ちょっと?(2)
ちょっと いきかえるって なんだろう とおもいました
……かみが ふえたりとか かしら?
「……………」
「?」
「いきかえらすやつ ?」
注射器 だったのか
使う時 打てないかも ……この手じゃ ……
「ありがとうございます。……」
ハンカチを受け取り、破片を拾い集めた。
「破片、処分してしまっても? 大事なものなら、持ち帰りますか?」
隠す気ないな………………
「おや…… ……」
「……破片が足に刺さると痛いですよ~!皆々様方お気を付けて~」
「ああ~すいませんすいません、
危ないですよ、中身が残ってたらちょっと生き返っちゃうかも」
ちょっと?
割れた現場に行き、ハンカチを差し出す。
「素手は危ないので……
せめて破片には布越しで触れた方が」
殺し殺されがある空間で小さな怪我の心配、というのも
すこし可笑しいような?
落ちた注射器だった破片を、見やる。
あぁ、あれが。
「おや、……あぶない」
割れた破片の片付けを手伝おうとする。わりと素手で。
>シホ
「…そうやね
あん時のボクは、少し焦ってたんやな……親しい人が死ぬ辛さは、わかっとるつもりやったのに」
戦場で友人が何人も死んだのを、この目で見てきた。
「…そうや、あの時ほど、ボクの無力さを呪ったことはないで……。
シホちゃん、おおきにやで
少し話せて、スッキリしたわ。」