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「やだ…責任持つなんて、テンちゃん大胆…」
なんて乙女みたいなことをしている
「…そやね……土下座して謝るんよ…」
少女に肉球を向けて手を振り返す。
「洗い場で悩んでた人(ネクサスのこと)もいるじゃないかぁん。もうちょっとで正直に話す感じ?」
おだやか〜
なおかおを しながら やってきた けもけもさんに てを ふりました
「怖かったら一緒に行ってさしあげましょうか?
覚悟をふいにさせてしまったのは私ですから、もちろん責任持ちますよ!」
「しんだと思ってた人間が出てくるの、面白い展開やとは思うで…でも、怒られる可能性もあるんやろな…」
「ソファー、お前だったのか
いつも待ってくれていたのは」
そう言いながら勝手に深々と座る。
久しぶりに地べた以外に座った気がする。
「そやなぁ…土下座でもするわ」
「穏やか2……完成していたのか」
「コニチハ~ ソファーはいつでもあなたを待っていますよ…」
これはソファーの何目線なんでしょうか?
「久しぶりに椅子に座りに来たよぉ~ん」
ロビーにはあまり顔を出してなかった獣人は、ちょっと休息しにきた。
「穏やか2~(穏やか2のSE)」
「見せてあげて、喜ぶわよ」
そう言った後出口の向こうを見た。
「決心がつくまでここに居るのももちろんよし!お散歩に戻るでもよし!
ソファーの裏使います?上でもいいですよ!」
「少しでも長く穏やかな時間には続いてほしいものです 穏やか~(穏やかなSE)」
「いってらっしゃいませ~~~、と……」
「近付いてきていると言っていい時間帯ですかねえ、そろそろ~」
「フフフ、余り首を突っ込むのは無粋かと
そちらも見守っていましたが……
よい結末になったようで何よりです!」
「終わりに救いは確かにありますが、
それでも生きることは確かに良きことですとも!」
「共通点ですね~!私も痛い思いはなるべくしたくないのです。」
この辺りの意見も、『痛みは忌避するべきものではない』
と言っていたもう一人の天使とは、余り似ていないのかも知れない。
「私の場合は、もう少々理由がありますが……
何にせよ、今日も穏やかに日が過ごせればよいものですね~!」
「…そらよかった。
でも、プールのみんなや他の人たちに見せる顔がねぇへん…。
よし、暗くなった後でしれっと…顔だすか。」
「あなたの覚悟があれば、私たちの覚悟もあるということ……
存分に恥じてください!それもまた生きている証拠ですからね」
「…できる限り、みなさまが痛い思いをすることにならなければよいのですが~」
糸目の奴の資源はある程度潤ったらしい。
前にシャワールームで泣きごとを言っていた気がしたが……励まし合ってる奴に祈る奴
賑やかな場所だと改めて思いながら、俺は出て行く事にする。
暗闇の時は、居なれた場所に居るのがいい。
「わたしはこの前の資源供給とリリアンちゃんとアマちゃんのおかげで少し余裕があるのよ。
襲われた分はあるけどね」
「乞食するつもりやなかったんやで!?ボクの覚悟を見せるつもりやったんやで……恥ずかしいわぁ…」
両手で顔を隠した。
「あら!?」(驚き)
「…まぁそうでしょうね、空っぽの袋見せびらかしたらそら突っ込まれるわよ」
少し膨らんだ袋を見てちょっとホッとして。
「またあの子資源を…。
そうね、ネクちゃんみたいに帰ってきたら…あの子も隠そうとするかもね、はぁ」
ため息をつきつつ
こっそり包帯を投げた。
「カッコ悪くたっていいでしょう!
生きてさえいれば、これから名誉挽回できますって!」
「カッコ良く死ぬよりも、カッコ悪く生きているヒトの方が私は好きですよ!」
「って!アイちゃん!?
手当は嬉しいけど、アイちゃんも資源減ってるんやなかった!?」
「……見守り天使…」
此処の大抵がそうだって言うよりは、この天使とかいうのが見る側なんだろう。
実際、蛇は治療されている訳でそれとは別に”蛇に気をつけろ”て言葉を遺した奴がいて。
「……痛い思いしたくねぇっていうのなら、俺も似た様なもんだよ」
心で何を思う事も駄目だっていうんじゃねぇなら、そこの獣みたいな奴と変わらない。
ただ、さっさと日にちが過ぎたらいい。
実際、他の奴の血の匂いなんかさせてねぇんだから。
「…でも、死ぬ覚悟キメたのに…なんか、カッコつかへんな…」
「Winner……」
勝ち負けの話ではない。
「まあ…生きてさえいればなんとかなりましょう!私が直接助けられるほどの資源はありませんが…
どうにもならなかったらこのテン・フカセツ、命乞いでもなんでもする所存です!」
「………いやぁ、アイちゃん。
どうやらボク、まだ死ぬ事は許されへんらしいで。
テンちゃん達に資源をもろた…押しつけてもろたんや。
でも、あの子が…ボクと同じなら…
出てきた時に覚悟せなアカン。
虚無の中でも意識はハッキリしてるさかい…」
「はぁ〜……テンちゃんには敵わんで。」
みてないよ みてないよ
わたしは ふくろなんて みてないの
なので ふくろかたての にらめっこを
じぃと じぃと 見ていました
目を離してたら資源がいっぱいになってる…!(ほっ)