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ねーのこえに こくこく うなづきます。
てんしさまも たくさん たべてほしいと おもいました。
「……おお……人間様方の内蔵の音……」
「沢山出てきてくれるとよいですね~……食料……」
くうふく
どうかしら かんして
『ぐー……』
おなかのおとは しょうじき でした。
「……しかし、ええ…… 空腹感を……感じますね、これは。
資源は勝手に食料に変わるとは言われていたので、それを待ちますが……
およそ一日ごとに、と言うと後数時間でしょうかね……」
「ミナミナ、というのは……
神の"みな"や"皆"から来た聖句だと考えております。
しかし、神の御心から定められし言葉……
矮小なる私めからの推測であり、真意は神のみぞ知るものです。ミナミナ~……」
「そうですか。配慮ができる方は素晴らしいです。」
「良き休息があらんことを。」
ねこさんに てをふりました。
へいわで わたしは しあわせです。
「ここも平和な感じでいい空気にゃ~」
「僕は廊下に戻るにゃ。空調ちゃんとあるのが廊下だけだからタバコは廊下で吸うにゃ」
言葉を発したかはわからないけれど、少女に祈りのお返しをした。
わかりません の えがおを むけます。
きっと いいことばでしょう と おもいました。
にこにこ にこにこ
「……うふふ。」
「敬虔なことですね。ミナミナ。」
「祈りましょう。さすれば神様は我々を見放すことはしません。」
「ちなみにミナミナってどういう意味の聖句なのでしょうか。私は聞いたことがないもので……。」
「今度聞いてみましょうかね。」
あおの てんしさまに
こんにちはの おいのりです
みなみなー
「…………。」
「しかし私もなんだか……。
ううん、お腹が空く感覚など今までなかったのですが。」
「お昼の時間ですね。
人類の皆様は腹ごしらえは済ませましたか?」
「まだまだ7日まで先は長い。
計画性の無い資源の使い方は控えましょう。」
──チャリ、チャリ。
「天使さんは大変そうだにゃ~
色々気にしないといけないこと多そうで僕なら無理かも。
さ~お昼にゃ。ごはん食べたくなってきたにゃ~」
「──チルタイム(静養)」
「ぷー」
おうえんの みなみなー
おいのり です
「ありたい生き方が定まっているというのはよきことです……
そこに死ぬことまで含まれているというのも。
天使ミルメコエル、その生を応援しております……」
ねこさんの ことばに あいづちを うちます
したいことは きらきら ですので
「ミケもそういう自由でありたいんだにゃ~
寝る起きるぜーんぶ自由にして、自由に死にたいのにゃ」
「なるほど〜自由な命なのですねえ〜……
ちょっと羨ましいよ〜な 何度も寝るのって大変なよおな……」
おきたり ねたり おきたり
ねこさんは いそがしいと おもいました
「ネコは短い眠りを繰り返すものにゃ~
いつでも起きれるように寝たり起きたり繰り返すのが猫だからにゃ~
ミケもいつでも起きていつでも寝るのにゃ」
「あ〜いのりパワーを感じる、感じますよ……ミナミナ……」
「でも猫っていっつも寝てません?
私が天使中に見かける猫はそうでしたが……」
「え〜ん」
わざとらしいかなしさ。
みなみなー みなみなー
ねごとにあわせて おててあわせます
「ふーん」
何も 信じてない 相槌
「倫理は関係ないにゃ~」
「ネコは寝る時間短いからにゃ~」