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「ありがとうございあす……おやすみなさい……」
だいぶ遅れての発言だったかもしれない。
半ば寝ている。
「……はい、おやすみ」
「ゴロゴロして、夢の中でゴンゴンしていてください」
さっさか持ち込んだお布団をばさりと被せて。
仕事人の面持ちをしている。ふん……。
「良くぞ私の目が開いていることを見抜きましたね……
あ~天使とあろうものが奉仕されるわけには……
あ~ゴロゴロゴロ あ~ゴロゴロゴロ……あ~ミナミナ…」
「……いや……眠い……ねむ、眠いですねこれ……
あ~ミナミナ~……うん、寝ますか……。
我々はお休みます……お散歩行ってらっしゃいませ~」
「寝言は寝てから言うものですよ」
「ほら、目を閉じて。布団は私が用意しますから」
「お先におやすみまーす!お散歩いってらっしゃ~い」
「破壊しますか……もしも……永遠に閉じ込められる事になったとしたら……その時は……」
「ベッドを運んで鍛えた体で……倉庫の壁をゴンゴンゴン……あーゴンゴンゴン………」
「皆様、おやすみなさいませ」
「私はもう少し散歩をしてから寝ようかな」
「ねむの波が訪れているから便乗しちゃおうかな…(ゴロ…)」
「ナデシコさん、おやすみなさい」
「まだ7日もありますから。何も焦る必要はありませんよ」
「おやすみなさいませ、ナデシコ様、良き夢を……
私もねむねむですね……
休みたい、じゃなくて眠いとわかりますね、これは……
天使業務は不眠でもやれてきたのですが……」
「ソファに失礼いたします。ゴロ……」
「ねむは大事。おやすみなさいませ!」
「私は何時くらいに寝ようかな~」
「最も頼れるものは己が身ひとつ……ということ……?」
「万が一の際はその可能性に賭けてベッドを運びますか……毎日……」
「……わかりませんね。元から何も無いので、尚更に」
「……倉庫、肌寒かったので、壁を力で破壊するならあそこが一番だと思います」
「ねむねむになってしまった……
いたずらに体力を消費してもよくないし、すこし横になります。
おやすみなさい。あなた方もよき夢を……」
ふわ、とあくびめいた動作をしたのち、すみっこで転がった……ごろ。
「1週間分の筋トレじゃとてもそんな……」
「居るかも知れませんけどね、そういう人も」
「どこまで失うんですかね~……物理的なものなら残らないでしょうか……
鍛え上げた力で全てを破壊して脱出も……可能性はあるのでは……?」
「………たしかに~!」
「今から急いでムキムキになるのも不可能か…」
「応援されたら、たぶん、もっと頑張れる気が……する」
「それに……凄い筋肉の人が居たとしても、」
「ここじゃその力を失っていそうですしね」
「お任せください!全身全霊をかけて……応援します!」
「力仕事はお任せあれと言えればよかったのですが、なにぶんヒトより長生きで丈夫な事以外は凡庸なもので…」
「入用になったら力を合わせて運びましょう」
「応援役も可とさせていただきます」
「power……」
「頑張りましょう、私も頑張りますとも!
この腕……祈るが他に、人間様方の安眠の為……」
「居る時であれば私もお手伝いくらいならできますが…
確か人手はひとところにありすぎてもよくないのでしたか?」
「自分、がんばれ~って応援する役とかできます」
「わあ……物を運ぶくらいならお手伝いできそうですが、組み立ては厳しいですね……」
「oh power…」
「結局は……力が解決するんですね……」
「運動部じゃないので、ひ弱ですけど、がんばります」
「多分工具のような類のものはありませんでしたね~。箱があっても中身、空で……
解体、不可能!組み立て不可能!我々は結局パワーで丸ごと運ぶしか無い……」
「いいですよ」
「倉庫がパーティの様相なら、別で寝たがる子も居るでしょうから」
「……工具くらい、あって欲しいですね。……だって、倉庫なんだし」
意外とローテクなのかな。なんて。
決して口に出したりはしない。
「人類の創造物こと私もそうだそうだと言っています。そもそも…」
「倉庫に工具がないと詰みますね~!組み立て・解体・非お手の物」