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「ほら……羽根の付け根とか……ヘソや局所を見て頂ければ
人間様方と異なることが確認できるかなと……」
「……小説の、挿絵がずっと続く本を漫画って言って」
「アニメは……え~と、動く絵です。説明が難しいな」
「わかりませんよね。わかってても、そういう企画ならわからないって言いそうだし」
「あ!漫画はチョトわかります 本の一種ですよね」
「つまり創作物……的に見えているということ?」
「天使様の、その、羽根みたいなのって本物なんですか?」
「……脱いで貰うか、じゃあ。興味もあるし」
あにめ……まんが……
は、すこし、わかっている、かも?
こすぷれいやー?
くびを かしげます
みためは ふつうの おんなのこ
「あにめ……まんが……。だいぶ文化が離れてそうですね?」
首を傾げる……意味を理解できない言葉がごろごろ……ごろ。
「天使さまというのは服を脱がないと確定しないことなんですか?」
そうかも……
「まだ、死にたくは……終わりの先は終わり。真っ暗ですよ」
「まあ、そういう反応になりますよね。コスプレイヤーって言うのは、こう……」
「アニメとか……漫画とかの?衣装を着込んでいる人、っていうか……ええと、わかります?」
「コスプレイヤーと信じたい人々がぎょうさんおるけど、あんたさんたちもファンタジーから来てる実在系の輩なんやろなぁ…」
「地球生まれ地球育ちもおるようで安心やけど」
「『わからない』ことが不安の理由……ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ここは私が一つ体を張って服を脱ぎ……ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
私が天使であることを確かめて頂くしかない!?」ㅤㅤ
「本物のファンタジーです、どうかよろしくお願いします」
「直接的に造り出したわけではないのでなんとも…(うにょん…)」
「結果的に開けてはいけない箱を開けてしまったことにはなったかもしれませんが」
「各々時間を潰しているんでしょうけど、」
「ファンタジーに目を回しています。私は」
「こすぷれいやーとは……? 一つも意味が感じ取れないので、異世界にしかない言葉でしょうか」
「……難しいですね~…… 難し天使、ムズカシエル」
「信じればいいもの、それは……死後の救い!祈りましょう……終わりの先に幸があると……」
「こすぷれいやーです(よくわかっていない言葉を使うおろかもの)」
外見的には耳や尻尾がネコチヤンです。
「おう、ロビーもだいぶ人はけとるな」
「ファンタジー濃度は相変わらず高そうな気配はするけど」
段ボールを盾のように持ちながら、ロビーに足を運ぶか。
「たとえば、7日後に何かが起きるのは確実、っぽい……とか?」
「未だに不確かなことが多くて、多すぎて……何を信じたらいいのか……」
「明確な間があったな、今……」
「制御できないものを生み出すのは、割と罪では…?」
「科学とはそういうもの、かもしれないけど。」
「あわわ……わたしの世界にはこないでほしい……」
あわ……
「制御できなかったことに罪はない……と思いたいですね~ 私、人類ファーストなので!」
「案外あるのかもしれませんよ?意思…」
「どこかに消えてしまったのは次の獲物を探しに行ったとか……」
おびえさせているかもしれない……
「これからいっぱい人間と話すことになりますよ、きっと」
「まあ、私はまだ、皆さんがコスプレイヤーだと思っているんですが……」
「世界は蓋然性に満ちていますから。ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
しかし絶対なる物事もあり、それを信じれば良いとも言えます。」ㅤㅤ
「そう、つまりは…… ……怖がらなくともいいのですよ~ミナミナ~…」
「意思があるみたいでこわいな……」
かびのはなしにおびえている……
「暴走してしまった…… いえ、制御できなくなったその末……と。ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
うーむ……、……悲しいものですね~別の可能性がありそうでどうにもならなかったというのは……」
「……出来るのなら、必ずを盲信したかった」
「……人間関係の改善というか、未知の宗教への入信というか」
「それはそれで、ちょっと怖いです」
「ろくにヒトと話したことがないので人間関係には何もアドバイスができません ふふ…」
「悲観的になりすぎるのも良くはありませんからね~。ただ楽観的に『必ず』があると思うのも人間様方には良くないと存じています。」
「はい!こうして皆々様方に祈りを広めていけば……皆々様方一緒に祈る様になり……それは改善と言っても過言ではないのでは!?」
「最初こそ廃棄物の処理とか、難病の治療とか、そういうふうに使われる研究がされてたんですけどね~」
「そういうものとして発見されたものですから」
「でも、まあ、後から向こうが食い意地を隠さなくなった時点で……というやつです」
「最初から最悪を想定するのは……難しいですね」
「ただ、ここで永住しろと言われても、私達には拒めませんしね」
「大丈夫、というのは……天使様が人間関係の改善をしてくださるんですか?」