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こうですよ、というように
おててあわせて みなみなーと
おくちを うごかしました。
「博士は起きられるかどうかが楽しみになる程度の起床確率でしたから
結局私が起こす事もまあまあございましたけどね!」
内部告発。
「ミナミナ~!ですか?楽しい言葉です!ミナミナ~っ!!!」
「音で起こすんですね……人の手がかからないのは便利だなあ」
感心……
「ヒトに水を!?」
「目覚まし時計はですね~、何時!と決めた時間に音を鳴らして起こしてくれる便利なヤツですよ!
まあ音で起きられるかどうかはヒトによりますから、起きないヒトも居ますけど!」
「難しく考えずとも良いですよ~!ミナミナ~と祈っていれば幸せに繋がるかも!でもよいのですよ……」
「天使ですからね~!皆々様方を導くものとしての在り方ですとも……」
おみせをみて 『蘇生薬』を ゆびさして にこにこしました
「目覚まし、時計? ……目覚まし時計。『目覚まし』『時計』……一つ一つの単語はわかりますが、
……なにか目を覚まさせる機能が外付けされた時計でしょうか? 人に水をかけるとか……」
興味ありげ……
「うぅ~ん……難しいです!苦しいよりは楽しい方がいいって気持ちは分かりますけど……」
「やっぱりさすが天使さんですねえ。そういう哲学?ぽい考えっていうか……難しい事もいっぱい知ってるんですね!」
「800枚……金貨、1000枚……あって、一食50枚、三食150枚、一週間……七日間」
もにゃもにゃ考えているがどう考えても足りない。
「これ、があれば……いや……これは……これがあれば……」
しばらく箱の前で何かつぶやいていたが、元のすみっこに帰ってきた……
「蘇生薬、一本くらい持って帰れませんかね?チョト興味あります」
「死ぬのは嫌、で良いのですよ!
ただ、私は……いざ本当に死ぬ、
となった時に頭に浮かぶのが
『嫌』だけでなく『救い』でも
あってほしい、そう願うものなのです」
「あずき、天使さんって初めて見ました~!こうなってくると神様も見てみたくなりますねっ!」
「作り、維持する……うーん、私にとっての博士のようなものでしょうか?」
「でも博士と違って優しくなさそうですね~…壊しませんし!目覚まし時計以外!」
「……フフ……神は……そうですねえ~ミナミナ~………」
「そうなんですよー、蘇生薬!本当に人を生き返らせるなんて出来るんですかねー?」
「蘇生薬!?」
部屋の隅からあわてて立ち上がり、お店の役割をする箱の前までいく。
確かに蘇生薬と書いている……食料しか見ていなかった。
「救いがあっても死ぬのは嫌です~!……って思うのは天使さん的には不敬なんでしょうか?」
「神様は……天使様が仕えてる組織の……なんだろう、王様のような存在といったらいいのか。
世界は神様が作り、維持し、そして壊す。……神の前では人は矮小なものです」
「でもでも、ここなら万が一のときも蘇生薬?とかもありますし……そもそも人が死ぬような事態なんて起こらないですよね?」
「そうです、死にたくないという感情はあって当然のものなのです!
だからこそ『死んだ先にも救いがありますよ』ということを私はお伝えしていく所存です。
大丈夫!私共天使がお導きいたしますからね!ミナミナ~~~~」
「たいへんためになる話をしていただいています!(語弊)」
「死後の在り方ですか~!?あずき、死にたくないです~!!」
「こんばんは。そのような感じです。
死生観というか、……死後の在り方に関しての話の流れからです」
「天使さんトークです!!!!!!!!」
「……死後トークの方が近いですかね…?」
かみさま?
……きっとえらいのかしら。てんしさまよりも
みなみなー
「…………」
「神様……とは……!?(無知っ…)」
なんか……いいものなのかな……しゅんとしてるし……
「大丈夫ですよ~今ここでは私が出来る限りの代役を努めますからね~」
「ええ、効率よく…… ……皆々様方の為になるよう日々動いております!」
「こーんばんはっ!天使さんトークですかっ?」
「そちらの世界には神様いるんだ……いいなあ」 しゅん……
「わりと人間の組織形態に近いんですね。効率よくことが運びそう」