拠点
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
閲覧専用
Eno: 未ログイン
名前: ゲスト
AP: --- 資源: ---
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
閲覧専用
「僕もここに来てから、力は使えないし触手のパワーもガタ落ちで……」
「ちょっと力持ちくらいの人間並みになってて困っちゃいます」
上着の隙間から触手が複数ゆらゆら
春宮楓太はキャンディを使った。
トマト味だ
「どんなに色々できてもここじゃいたいけで無力~。
今の僕はお手々がおっきいだけの黒ずくめです」
「造形そのものが別でも全部そのまま無力化なんだろな~、動物とか……」
「ガストロス、ハヤテ……ガステくんですね!」
魔合体が発生!
「かっこいいなぁ……ふふ、いやほんとに!」
「きみのとこなら、まだマシだったかも……ってのは置いといて」
「清掃も来なくなった……? めちゃくちゃ不衛生ですね……」
「まあ、私は権力とかそういうのにあまり関心がないので」
「誠実に業務を完遂していくまでですよ」
名前を聞かれたなら、軽く手を挙げた。
ここで名乗るのは初めてだったりします。
「はい。管理組織の私めは組織登録名――ガストロス」
「ベルナール 颯(はやて)が本名です。お好きなように」
「そのデュラハンなのだぞ。人の歩んだ旅路を語り聴くのが好きな物好きな妖精だ。
彼らは短い生を苛烈に生きる。その鮮やかな色を見ているのが好きなのだ。」
「首無し騎士。ぱっと思いつくのはデュラハンくらいですかね」
「己の役目はない方がいい」
「そう考えるということは、人類に友好的なようで。それは嬉しいです」
「あぁ、なるほどね……ふむ、割と普通だね。
長生きかぁ……でもそうだねぇ、人間は脆く儚いからこそ美しいのだよ?」
「僕は人間の軟弱さこそ人を人たらしめていると思うのだよ」
「あそこ、待遇は最悪でしたしお腹はすくし、ついでに清掃も来なくなって嫌だったんですよね〜」
「はい、なるべく理念を忘れないで欲しいですね!」
「暗闇から光を守るはずの者が、暗闇を特権として振りかざすのは見てても嫌なので〜」
うんうん、と頷いて。
「あ!そうだ!」
「管理組織のお兄さん、お名前聞いてもいいですか?」
2回目だったらごめんなさい!
「こんにちは~」「え、なんか別のとこから怖いこと聞かれてる……?」
「どうやって殺すといわれても、血が出過ぎちゃって~とかですかね?」
「人間さん、怪我しすぎると生きられないので……もっと長生きできるようになってほしいな~」
「正しくは首無し騎士なのだ。見ての通り首はあるがな。
私の役目なぞ、無い方が良いに決まっている。そういう妖精だ。
今はただの黒衣の人形だがな。」
「ああ……」
「力を独占したことによる、権力の暴力ってやつですか」
「確かに、そういうのを腐ってる、と言うんでしょうね」
無表情なりに、少々渋い顔をした。
「同じ組織に属する者として、複雑な心境です」
「今の、自分の組織の形態を守らないとという気持ちになる」
信念に近しい何かを呟いた。収容違反を眺めながら……
「いやあね……まあご覧の通り、僕ってヒトとは別の種族なんだけど」
「その組織はね、ヒトのために『ヒトが生み出せないモノ、異常』──概念とかヒトとかモノとか──を蒐集してるんだけど……」
「元々「ヒトを護る」理念だったんだけどね、今じゃやってることは"異常"技術の独占と、それによる特権の振りかざしでね〜」
「人間って結構賢い割に肉体が脆いの、人外視点頷けますねえ~……」
「もっと頑丈だったら、もっと進化できそうな知性と技術があると思うんですけど~」
「冥府の案内人。これはまた」
「人が死ねば死ぬ程、お仕事が増えてしまいそうだ」
「そうならないための我々なのですがね」
「そういうことですね。ご理解いただけたようで何よりです」
「どちらかが減って、どちらかが変に力を付けると、戦争にもなりかねませんから」
争いを生まないため、均衡を崩さないための管理組織。まさに。
「人員不足は否めませんが」
「少なくとも、一般的なブラック企業には該当しないかと……」
「なにか嫌な思い出が?」
ちゃんとした組織です。
そう主張するためにまだ見ぬブラック企業が引っ張り出されました。
「私にも関係のありそうな機関だな。あちらへ送らねばならぬ魂が増えるのは私にとっても不利益だ。
私は冥府の案内人を務めていた妖精だからな。」
「はぁ、なるほどねぇ。
つまり人が死にすぎて均衡が崩れるのを防ぐために害を為す存在を管理している……みたいな感じかな?
なかなか興味深いね」
「ああ〜〜〜〜確かに。」
「ヒトって思ったより脆いですからね〜……技術力と個人の多様さは強いですが」
なんかあったらしい。
「いいですね〜……きみの所の組織は、しっかりして腐っていなさそうで!」
「ふむ。どこも似たような管理組織があるものなのでしょうか」
この世界にも、DREAMという組織があるみたいに。
「増える、のもそうですが、その逆も然り」
「“人類と他人類は生態系の一部であり、多すぎても少なすぎてもいけない”」
「過去に他人類が暴れたことで、人類の数が著しく減ったことがありまして」
「人類が減ったことによる生態系の崩壊を防ぐためにと、新たに発足されたのです」
「わあ!僕のいた所にも似たような感じの、ヒトの組織がありましたね〜」
「まあ、アレは正直あんまりちょっと……あんまりなところだけど……」
それはそうとして。
「生態系の管理!とっても大変そうですね〜……」
ヒトってすぐ増えますからね!と
本当にこのメッセージを削除しますか?