拠点
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
閲覧専用
Eno: 未ログイン
名前: ゲスト
AP: --- 資源: ---
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
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「イヤな経験の方が記憶に残りやすいですものねえ」
「忘れてしまっただけで良い経験もたくさんあったはずですわ」
「ユニネ様はまだきっと人生経験が浅いですから
結論を急くのはよろしくないですわね」
「のんびりじっくり考えて行けばよいですわ~」
ヒトガタはわたあめを使った。
適度にあまくふわふわだ
「不変を羨んではいけません。
特に、私みたいなのは……」
「変化が無いと言うのは、とても苦しい物なのです。
成長も、幸せも無い。停滞し、緩やかに死んでいくような物なのに……死ぬ事は出来ない。」
「……これは極端な例ですけどね。
でもどうか、変化に絶望しないで欲しいのです。
変化出来るのは、素晴らしい事なのだから。」
ユニネはわたあめを使った。
適度にあまくふわふわだ
「………、………」
「…… わからなければ期待してしまう 良いように考えてしまう」
「悪くなるであろう、と思っていなければ、心は易きに流れてしまう」
「そして良くなると思った予想が打ち砕かれれば、より苦しみは増す」
「結局、苦が大きくなるように…… 否、……平行線であるな……」
「否定は……出来ぬが、……出来ぬとしてもぉ…………」
結局、と言うからには、良かったときもあるのだろうか。それとも、そんなつもりではなかったというだけの話か。与り知らぬ所ではあるが。
「良いか、悪いか。はじめからわかっていては、面白くないじゃないか。」
「これから良くならないとも限らない、だろう? 君がどう思うかは、また別としてね。」
「当事者の心境の変化以外に、取り巻く環境の変化だって有り得るのだし。それに伴う前者の変化だって、起きる前から否定も出来ないだろうさ。」
もく。またひとかけらを押し込めて、舌の上で溶けていった。
「そればかりは天秤にかけるしかないですわね」
「なかなか答えが出せるものでもないでしょうけれど」
(自分との出会いも“なかった方がよかった”のだとか、無粋なことは言わない)
「あら、とてもお似合いですわ♡」
(猫耳を試している彼女にはそう微笑むか)
「……間違っていない……ことなのであろう。
ワレも理解できる 相性も 縁も」
「ただ……それでも、考えてしまう。
苦しみが生まれるならば 何もない方がよかったのではと」
ツァールトハイトは猫耳を使った。
猫耳を装着した
ツァールトハイトはくじびきを使った。
猫耳があたった!
ツァールトハイトはスプリングを使った。
絡まってしまった…
ツァールトハイトはヨーヨーを使った。
スパイダーベイビー!
「うふふ、今まで揉めなかったのが不思議なくらいですわ」
(元々仲がいいとはとても言えない間柄であったし)
「相性の良し悪し、誰にでもありますもの」
「それは関わってみないことにはわかりません」
「関りを断って良縁の機会を失うのは勿体ないし悲しいことですわ」
「………。
……揉めてな。」
「これも……結局、よくなかったのやもしれん。
関わらなければ……余計な不和も生まれなかったであろうから。」
「存続しないと滅びますわ~」
「滅びを善とするか悪とするかは…」
(難儀な話が続く…)
「あら星月様」
(彼女の姿を認めればダブルソードに手を伸ばすが、
踵を返したのに首を傾げた)
「あらあ……種の存続すら考える程ですか……重症ですね。」
悩ましそうに、顎の辺りに手を添えたりして。
「……私としての、話にはなりますが。
変化とは、無くてはならない物なのです。
私自身が、不変の存在と言うのも、ありますけどね〜」
「ウム、むう、……ウムム……」
「そうでない、時もあれば、その様な時も……」
「解決がない、この世界自体が歪んでいるのである……」
「………」
本当にこのメッセージを削除しますか?