拠点
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
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最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
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慣れることは無さそう、との答えに、そうかい、と相槌を打つと。
「まあ、慣れてしまっても困るかな。元の場所へ帰ったときに、何か不都合が出ないとも限らないのだし。」
パンを食べる合間に会話をしているので、次の言葉までに若干の間が空いた。
「要望は送り得ではありますが…」
「却下されそうな気は致しますわね」
「あまりこの空間を快適にしてしまうと探索が滞る云々で…」
「せめてもっと引きまくらねばなあ……」
「ウーム、この先ふかふかベッド部屋がでてきてもそこで眠るのは怖いであるな
寝て置きたらハウンドになってるとか厭であるよ~」
許された?良かった〜
「この姿は慣れることは無さそ〜うですねえ。」
人が増えてくると、ちょっと隅に寄ってゆらゆらと揺れている化け物。
手慰みに触れ続けているうちに本物を食べたくなったのか、いそいそとパンを取り出して口にした。
ふかふかのパンとむにむにのパン。どちらにも違った良さがあるものだ。
オリはパンを使った。
ふかふかでおいしい
「やあ、ごきげんよう。良く眠れたのなら何よりじゃないか。」
お辞儀されればにこやかに手を振った。袖口から、ちりんちりんと鈴の音もする。
「寝袋の中に詰め込むにしても、一つじゃ物足りないだろうし。」
「誰か一人の為だけに、というのは難しいかもしれないけれど……ふぅむ。何処かの部屋がそうなっていることを願う、ぐらいが現実的だろうか。」
本当に現実的かはさておき、一部屋丸ごと超ふかふか極大ベッド、みたいな部屋も、あっていいのかもしれない。それはそれで罠かも。
「集めて敷き詰める、か…… もっと被ってたらちょっとやってみたかったであるな。」
「ダメ元で超ふかふか極大ベッドでも頼んでみるであるかなあ……」
ぼんやりと宙空を向いた顔で、適当な夢想を口にする。
ダメになろうとしていっている協力者の姿だった。
オリはスクイーズ(パン)を使った。
むにむに…
ウムだったようだ。合っていたらしい。
「そうだねぇ。集めて敷き詰めても、寝心地はあまり良くなさそうだ。」
「寝床代わりになるくらい大きなものがあれば、また別だったのかもしれないけれど。」
スクイーズをつまむ力を緩めたり、強めたり。繁々と手元のそれを眺めつつ、戯れに妙な想像を。
仮にそんなものがあったら、数多の協力者を駄目にしていたのかもな。
ユニネはスクイーズ(おにぎり)を使った。
むにむに…
やあであるねえ。やあ……(挙げ返す)
「ウム……」
ウムだった。頷いていた。
「硬いもので敵を倒しては そこそこぐらいの寝心地の寝袋で眠る日々
やわらかめの癒やしは 貴重なものであろうよ……」
言いながら何かしらをむにむにする。
あっ……って感じ、されてるであるね……。
今日のこの角持ちは、特段敵意を向ける様子はない。
ダウナー気味に綿あめをもしゃもしゃし続けており、
話すなら話しているといいであるよ……という雰囲気。
素晴らしい事だと思う、というのには同意するように頷いて。
「君も、その姿でいるのには慣れてきたかい?」
盗み聞いた話の中から、一つ浮かんだ問い掛けでも投げかけてみようか。まるで世間話でもするように。
残り物のようだけど、まだ温かいのは嬉しいね。
咀嚼しつつ、ピースサインには微笑んで片手を緩く挙げておいた。やあ、という具合に。
「確かに、敵性存在の対応に掛かり切りになっていると、柔らかいものに触れていられる時間は短くなるのやもしれないね。」
ふわふわのアノマリーで殴ってもね……。
若干話を読み違えている気もするが、それほど遠くもないだろう。多分。
「まあ、確かに私は人間では無いで〜すね。
けれど、こんな場所で〜もしっかり順応して生きていこうとする事は素晴らしい事だと思います。」
オリはフランクフルトを使った。
あちちち!
オリはスクイーズ(パン)を使った。
むにむに…
オリはくじびきを使った。
スクイーズ(パン)があたった!
きっとまだ見ぬ人外も沢山いるのだろうな、と思っての発言だったが、言った側からすぐそこにもいた。
「どれ、折角だし一つ頂いていくとしようか。」
そう言って綿飴とフランクフルト、それから籤引を有難く頂戴した。
早速籤引を開けてみようか……
ユニネはわたあめを使った。
適度にあまくふわふわだ
ユニネはフランクフルトを使った。
あちちち!
本当にこのメッセージを削除しますか?