「投石紐（スリングショット)みたいなもんか……?」

確か回して投げるんだっけ……とヨーヨーを回している。ループザループだ。

「お！」「おお〜〜〜〜！！」
「もしかしてこれ便利か！？」

光る！ すごい！

「まあ僕も食う時は食う側だ。
　もぐっ　んふふ…………あっつ。」

でっかくなんか書いてある……。
モクヒケンのモクヒの部分か……？

「やってるやってる！楽しんでるぞ！」

ヨーヨーを回し続けている。ぎゅるりーん。

>> 15096 >>15096
「フフフ、誰かにあげて驚かれたかったのだ」

ドヤァ……。

「というわけで、我が友ムラトよ。君も祭りを楽しみたまへ！」

ショップがある方向へ走り去っていった。楽しんでね！

「つよーい　器用なもんだ」
　感心……。

なんとフランクフルトを食べながら片手間にヨーヨーを華麗に操っている。

「む？もしかしてわたあめにも当たり外れがあるのか？」
「食べると爆発するおか」

ないです、
でもちょっとだけ期待してワクワクしている。

「まあ、それは分かるが
　試してみたくなるヤツが出るのも分かるな。同じふわふわだし。」

「クラッカーとかヨーヨー、やりたいなら前足に括り付けてみるか?」

>>15071
「わ……ありがとうございます」
「じ、自分でも買えるんでそんな、」
勢いに押されてくれたものは受け取るけど、ちょっと申し訳ないな。
友達認定はありがたい。あとヨーヨーうまいな……

「俺が来たぞ〜！祭りはやってるか〜？」

「これもおもちゃか？　暗器か……？」
　そんなカラフルな暗器中々ないが。

「女王様来てくれてありがと～♡」
「またお話しよ～ね♡」

去っていく女王様にぶんぶんと手を振って。
お見送り。

折りたたみいすは……誰か使うかもしれないし、適当なところに広げておいておこう。

「飲み物もよく冷えている。委員長のおかげだな！」

叫んで乾いた喉を潤しています。

「俺の知らない国でそんなのが……」

ｼｬｰ。回し続けている。

「古代超文明デスヨーヨーランド……そんなものが……」
　信じてそう。