前足で。

「…………やっぱこのヨーヨーって玩具、4足歩行差別じゃないか？」

二足歩行の猫はあんなにもうまく技を決められているというのに。

「安定性？は確保されたようですが、
いつまで続くのかは見通し不明瞭ですものねえ」

>> 14366 >>14366
8→success!

スプリングを使ってむりやり高難易度変則輪投げを敢行している。
お祭りだし、許されるかなって。

「……あ。いけた。
　普通の輪投げの輪っかじゃないから無理かと思ってたけど案外やれるもんだね」

缶詰やらボトルやらにスプリングを引っ掛けて輪投げとして遊んでいる……。

「……。これをさぁ、こうして……間隔あけて……こう……」

少し離れたスペースまで歩き、
私物の缶詰やら飲用水のボトルやらを床に立て始めた。

「で、こう」

ある程度並べてから元に戻したスプリングを投げる素振りを始めた。
変則輪投げを企んでいる……！
投稿時刻末尾が0〜5なら失敗、6〜9なら成功 →

「男子が好きなヤツじゃ〜ん」

「いーねーお祭り！」
「心に余裕ができる感じ〜」

「フフン……」

ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ！！！！！

「そ、みつぽよがてーあんした～♡」
「ちょーさ、いつまで続くかわかんないから。がんばろ～って気合い入れられるよーにしたくて」

だから。

「おにーさんみたいに思ってくれるの、うれぴよ～♡」
「いっぱいゆっくりしてってね♡」

たのしい。
絡まってもどうにか転がそうとしている。延々と……

「いいね。あとでつめた〜い飲み物も貰っていこうかな」

ヨーヨーを一旦止めて、こちらも手を振り。

「お姉さんがこのお祭り企画してくれたのかな。
　場所が場所だし、良い気分転換になるよ。ありがとうね」

説明してくれている少女が企画主かと一旦考えてお礼の言葉を述べました。

「フェスの締めにクラッカー鳴らすのはありカモ～？」

ちょっとうるさくなっちゃうけど。
一瞬だけなら許されないかな……

「あ、いらっしゃ～い♡」
「つめた～い飲み物もあるよぉ～」

新しいお客様に、手を振ってにこにこ笑みを向けている。

たのしい。
回し続けている……延々と……

「お邪魔するよ。……あぁ、本当にやっているんだねお祭り」

ひょこりと男がやってきた。賑わい見せる会場に思わずやわらかに目を細める。
こういう環境でもこんな空気が味わえるなんて思わなかったな。

「威力スゴ」
注目を引きたいときにはいいんじゃないか？

「甘くておいしいです」
美味しそうに食べている

アイスを舐めながら、片手間にばねのおもちゃで遊んでいる。
びよよんびよよん……

「まあ…」
「これは良いものですわ」

「くじ、引いてみましょうか」
「耳が出ると困りますが…」