拠点
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
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Eno: 未ログイン
名前: ゲスト
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最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
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色んな場所をめぐった後、ジュースを片手に、またふらりと寄る。最後の言葉でも残しに来たらしい。いちばん長くいた、この場所に。
「……最後は笑って。」
人の美しさに触れた、それだけで笑う理由になる。人々の営みに触れた、それだけで微笑みが零れる。
「さよならだ!」
嵐が去る。二度と戻れない、この場所から。
そうして、一人の不浪人は脱出を遂げた。
色々思うところはあるし、ぎりぎりまで居残っても良いのだが。
今の自分には、帰るべき場所がある。今は早いところ、帰路についてしまおう。
「…………さようなら」
そうとだけ言い残して__この場から脱出した。
ギィっと腰掛けて懐中時計を開いたり、閉じたり…
「ここを出た時、私は何処に辿り付くだろうか。標となるものでも持ち帰れたならば良かったのだが…。」
黒衣の妖精は時計を使った。
11時を指している
黒衣の妖精は折りたたみ椅子を使った。
椅子を広げて座った。ふう……
ファラットは缶詰を使った。
チョコケーキの缶詰だ!フォークはついていないようだ……
ニコルスはスティックアイスを使った。
メロン味だ
「だいたい武器なんか1本使いこなすにも大変だっち。それを片手に1つずつなんて無茶っちよ〜」
「両手にお箸を持ってご飯を食べてみればわかるっち!無駄に難しいっちから。」
>> 22852
>>22852 「はいっ。……みつぽよさんも、お元気で」
なんだかんだで丸く収まったのだろうか。
その後の顛末っていうのは知らないけれど、そう願う。
「はぁ…さて、帰るか…」
無理矢理テンションを上げてみたが、これ以上は難しく我に返った。
ここでは素のままの自分で居られたが、やっぱりというかなんというか失敗ばっかりだった。
どこ行っても素の自分を出すというのは苦しみを伴うもんだなと…
もっと楽しい事だけしたかっただけに、落胆を残して去る事になった。
袋を抱えて立ち上がる。そうして帰り道へと歩む。
「ぷはぁ~…帰る前の最後の一杯……やっぱあんま美味しくないや、癖にはなってるけども」
一杯やってから荷造りを始める。袋の中には本を2つ、それから寝袋を詰める。
本当にこのメッセージを削除しますか?