名前

「………」

「…あれ?」

自分のベッドで目覚めた。

なあんだ、気のせいか

血がべっとり付いたナイフも

あの妙にリアルで

生暖かい感覚も

殺人鬼の正体が自分なのも…

やっぱりだ。

全部全部、夢だったんだ。

僕は誰かを治療して

命を救えばいい。

ただそれだけのこと。

それで…

僕の名前って 何でしたっけ?