拠点
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
閲覧専用
Eno: 未ログイン
名前: ゲスト
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最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
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立ち去る姿は、背面のコウモリ傘で隠れてしまう。
手を振っているように見えるが、ただ上げている様にも見える。
人も人外もなく飛び交う必要のなかった蝙蝠。
「それではまた」
どこからが嘘で、どこからが本当なのか。
それは本心すらも分かりやしない。
ななしは時計を使った。
23時を指している
「あら元気がよろしいこと」
(懸命に出したであろう大きな声の挨拶や、)
(自分たちと同じように二人連れだって帰るひと)
(さまざまな“また”を聞き届けて)
「それでは、皆様御機嫌よう」
「またどこかでお会いできる日を楽しみにしておりますわ」
(片方の手は彼の手を握って)
(片方の手をゆるりと振って)
(この部屋を抜け出していっただろう)
>> 23922
>>23922
やっぱり!
手が空いてるのであれば、その指先を軽く握ろうか。
「では、よろしくお願いしますね」
「ウムウム…… 共に帰るものと合流できること、安心であるね」
「ではな~~~~~…………」
こちらもまた別け隔てなく手を振っておく構えに入っていた。
>> 23916
>>23916
「いたいた、それじゃ帰ろうか。」
その手を、もう離さないと強く握って。
「……それじゃな皆!!」
こうして2人は脱出していった。
踏み渡ればいつもの未来。
ここはおかしなねじれ先。
存在しないはずの可能性。
「……はは、あんなに強がって」
「やっぱ少し、さみしいな」
それでも、ここは己のいる場所じゃない。
「それじゃあ!」
誰も見ずとも、帰ろうか!
>> 23907
>>23907
(手を見れば、女は何も持っていない)
(だって、お土産は貴方ひとりで十分だもの!)
「あら、そうだったんですのね」
「では強制送還される前にとんずら致しましょう」
「お、お土産、よし……かな、多分……」
最後まで不安があるビビりDKだが、どうにか確認を終え、ギターケースを背負い直す。
先に去っていった人々の様子から見て、消えるぎりぎり、出口近くまで歩き、一旦止まり振り返る。
「あ、あの……あ、ありがとうございました! ま、また!」
お礼を言うなら腹から声を出せ、と赤髪の女の子に言われたから、ビビりなりに、出来る限りの声でお礼と別れを。そして、少年は帰るべき家と日常に向かって駆け出し、この空間から消えるだろうか。
>> 23895
>>23895
「お土産……」
一度貴方の手を見る。
いや、恐らくこれはそういう意味ではない。
「いえ。話す人には話してきたので」
「遅れてユキセッカ様の所に行けなくなってしまうのも、良くないですし」
自動送還が、元の場所の可能性の方が高すぎる。
オルテシアは真水を使った。
おいしい水だ。
オルテシアはカップ麵を使った。
ラーメンができた
オルテシアはカップ麵(乾)を使った。
お湯を入れて待った……ラーメンができた!
オルテシアは冷凍果実を使った。
冷凍さくらんぼだ
オルテシアはおにぎりを使った。
りんご入りおにぎりだ。なにこれ?
>> 23878
>>23878
「さて」
「お土産も無事到着したことですし」
「わたくしたちもそろそろお暇致しましょうか」
「それとも、もう皆様と少しお話したいかしら」
「さて、私も一足先に」
此処へと迷い込んだ時と同じように、身につけた物だけ。
「流石にもう会う事はないと思いたいけど。
それじゃあ……お疲れさま」
育んだ縁もなくとも、同様に探索した物同士に向ける言葉ならそれが最適だろう。
また会うという事は、きっと良からぬ事であるに違いない。
だから、どうか、そうなりませんように。
ひらりと手を振ってみせてから、黒い髪を靡かせてそこから去っていった。
「またどこかで~」
(帰る人々をゆるく手を振って見送る)
「止血がされたなら何よりですわ」
「血だらけで帰還なんて何事かと大騒ぎになってしまいますもの」
(内臓の負傷については、まあそうだろうなと)
(特に気に留める様子もなく)
「あぁ、またな~」
生きていればもう一回ぐらい異世界に巻き込まれることもあるだろうかね。
それがここに居るメンツと被っている確率は限りなく低いが。
0じゃないなら『また』でも間違っていないはずだ。
本当にこのメッセージを削除しますか?