拠点
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
閲覧専用
Eno: 未ログイン
名前: ゲスト
AP: --- 資源: ---
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
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「良い名…、縁起のあるやつ、ってことか。それこそ寿限無なんてどうさねぇ。話にもなるくらい演技はいいよぉ、二回繰り返す名でねぇ」
ゆっくりと喋る老人の声のように、上擦った声。
「寿限無!良い名だ!メモしとこう!」
「良い名で幸せの象徴なら……せやなあ、カノープスとかやな」
元気で能天気そうな朗らかな声。
「いいな!それも捨てがたい!」
「銃弾とかどうです、幸運の象徴ですよ」
落ち着いた雰囲気の、一定の声。
「銃は嫌だな。落ちそうで……こう、ないのか!」
「名前ぇ?番号があるだろう」
「ここの調査員は名前もあるやつが多いだろう?何か良さそうな名前でも聞いて付ければ、その心配もないんじゃないか!」
ぽん、と目を丸くしながら手を置く。
それを聞くように、身をぐぐ、とひねらせ隣に人がいる様に声を落とす。
「これまた呑気な奴でぇ、俺ぁつけねえぞ。そこらへんにいる奴に候補でも聞いてこい」
「はは!確かに!よし!早速聞いてこよう!」
タン。
「そうして、このドクターは調査員に良い名を聞きに回るのでございます」
タタン。
「おい、お前さん!今度新入りのドクターがくるってさぁ!」
調子のよさそうな、素っ頓狂な声が聞こえたかと思えば。
今度は不愛想そうな、怪訝そうな声が聞こえる。
「おいおいこんな未知の部屋に派遣されるたぁ、難儀な奴だ」
「そうだよなぁ、落下防止紐を付けられているとはいえ、いつvoidに落とされねぇか、俺もヒヤヒヤするもんなぁ!」
「大丈夫だ。少なくとも便りにあるように見える範囲で活動してりゃあ、そんな事も起きえないだろうさ」
「そうだなぁ、……そうだ!新入りに願掛けで名前つけよう!」
あちこちへんてこなものを見るついでに、見かけたのかもな。
「?」
大声上げる前に、なんとなくワクワクを感じてこっそり見ることにした様子。
「世界も別れりゃ人の生きざまもその数だけあるわけでぇ、ございます」
タン。
「さて、そんな名前も、誰かにつけるにしても、自分でつけるにしても」
「込められた意味はございます」
「呼びやすいようにだったり、そのようにあって欲しいと願ったり」
「まあ、その意味も多種多様で」
「正しくこの部屋のようでございましょう!」
タタン。
にか、と笑ってみせる。
一拍の、呼吸を置き。
「これはとあるドクター同士が新たなドクターに名をつける話でぇ、ございます」
タン。
>> 19151
>>19151 実行委員長
『もちろん、もう二度としないよ』
頷いて見せる。
『ふふ、怒っている君も可愛いけれど』
『笑っている君が、一番かわいいよ』
笑顔を交えて本心を伝えて、手を振り。
それからは青柳の方へ意識を向けた。
「えー、今宵は未だに赤い空が見える中」
「調査の合間に、休憩に。お越し頂きありがとうございます」
「さて」
タタン、タタン。扇子を打つ音が響く。
「これから話す話は私の師匠のそれまた師匠の……」
「といった具合に長い長い年の年月、代々伝わってきました話でございます」
「寿限無、とはよく言ったもので」
「端的に言うならば名前を付ける話になります」
タタン。
「人にゃ名前が殆ど誰かが、つけたものでございますが」
「まあ中には自分でやら、無かったりも」
タタン。
「うわ思ったよりふっかふかだな」
布団を畳み畳みしながら。
座に、ついて。
「人前でやるのは、どれくれぇ振りかねぇ……」
――一呼吸。
青柳は毛布を使った。
ふわっふわであたたかい……
「おう、ありがとさん」
「っと、知らせが来たか」
とん、とん。
しばし考え、よしと。
「ちと経ったら、布団を敷いて座布団代わりにしてやり始めるか」
人の行き来が終われば、座り始めるだろう。
/*10分くらい~~からやります!
>> 19126
>>19126
「それならいいけどぉ……」
「もー、あんなことしちゃだめだからねぇ」
ぷんぷん。これでも怒っているのだった。
謝罪があったから、これ以上は言いっこなし。
「どーいたしまして!」
「楽しかったなら、良かったよぉ♡」
>> 19099
>>19099
『驚かせてすまないね』
『喉については、元の世界に帰れば治せるさ』
『元の世界は医療技術が発展しているからね、この程度ならカスリ傷レベルだ』
彼女を安心させるためにも、明るく笑顔で。
身振り手振りを交えて説明。
『退屈なこの空間で、あの祭はあらゆる者の心を明るくしただろう』
『改めて、開催してくれてありがとう。実行委員長』
>> 19081
>>19081
「……エルち」
「ホントだよ。みつぽよ、びっくりしたんだから」
その様子では、まだ喋れないんだろうし。
複雑な顔は、そのまま。
「なぜ水がこの世にあるのか……。
なぜ水は必須構成要素ヅラして世にのさばっているのか……。
なぜそれを人は疑問にすら思わないのか……。」
ブツブツ言ってる。
>> 19077
>>19077
『実行委員長』
『あの時はすまなかったね』
『祭りの余韻を台無しにしてしまった、本当にすまない』
>> 19054
>>19054
手を振る様子に気づいて、そちらを見る。
あなたの口を見ている。
少ししてから、笑顔で頷いてメモ帳を見せた。
『菊ちゃん、ゆっくりで構わないよ』
『綺麗になった猫くんを目で愛でて待っているさ』
メモ帳の文字を見て、複雑そうな顔をしていた。
それから、戻ってきたにゃんこに目をむけているだろう。
「めっちゃご機嫌斜めじゃ~ん」
「おう、エル吉」
客人に手を振る。
まだペンを走らせているようだ。
「おう、良かった。あの猫もどきもきっと今頃綺麗になってるだろうさ」
エルヴィナは折りたたみ椅子を使った。
椅子を広げて座った。ふう……
メモ帳に文字を書いています。
『シャワー室ですれ違ったが』
『猫くんは実に元気そうであったよ』
にこやかに伝えた。嘘は言っていない。
エルヴィナは時計を使った。
20時を指している
本当にこのメッセージを削除しますか?