拠点
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
閲覧専用
Eno: 未ログイン
名前: ゲスト
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最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
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「二つ、ええその通り、私は煩いのが嫌いなの。
近寄りたくない。関わりたくもない。だからここは最悪ね。毎日人気のない静かな場所を探さなくちゃいけないもの。
嗚呼、話が逸れちゃった──今の貴方はとっても煩い。
突拍子もないことをすればイニシアチブを取れると思ったのか、それともとっくに狂ってるだけなのか、そんなことは興味もないけど。
声がなければ静かになれると思った? お門違いもいいところ。
今の貴方は煩いままよ。それどころかさっきよりも喧しいぐらい。はっきり言って目障りね」
>>16299
「──嗚呼、本当、中途半端に賢人ぶってる道化気取りは大変ね。
会話一つも成り立たないで、話も聞かずに知ったかぶって、付き合わされる身にもなってくれる?」
嘲笑うように口の端を吊り上げて、けれど瞳だけは冷えきっていた。
「一つ、貴方に言われるまでもなく私は距離を取っている。
今日ここに来たのは祭りが終わって静まり返っていたから。そして騒ぎが収束したか確認するため。
まさか今みたいに、騒ぎの方からぶつかって来たのに『ぶつけられた側が悪い』なんて言わない
ずるり。
飲み込んだ女の上。
きっとそれがゆらりと落ちてくるだろうな。
『何をしているのかね?』
『我が友よ』
ここでは、大した力は持たぬ。
貴方たちでもどうにでも出来るような存在に成り下がっているが。
その怒気は、伝わるかもしれないな。
「……」
「何をしている」
「自分の命を粗末にするつもりか」
冷静。故、声色も態度も変わりなく平坦。
焦りは一切なし。
問いかける、が。血を吐く君はこれに答えなくて良い。
君と対話を重ねている彼女の様子をチラとみるか。
>> 16268
>>16268
全部口に入れて、飲み込んだ。
少ししてゴプ、と嫌な音を立てて、血が口から湧き出る。
「………………♪」
ほら、この通り、と言うように。
両手を広げておどけた笑顔を見せた。
エルヴィナはキーホルダー(黙秘権)を使った。
小さいが、精巧に作られている
エルヴィナは即席ペンを使った。
書くものがない!
エルヴィナは檸檬色の針を使った。
目に痛い色をしている……
>> 16268
>>16268
「根本的な解決法を提案しようと思ってね」
距離を取るあなたに近づくことはせず。
指を一本立てて。
「ひとつ。不快な事象からは距離を取ればいい」
「今、君がしたように」
「君の要求が通る可能性と、さっさと距離を置くのでは、どちらが成功する確率が高いかどうか」
「考えてから、行動に移しても遅くはない」
「そして二つ目だが、少なくとも私の大声に関しては─」
「お嬢さん、君の願いは…すぐに叶う」
いくつかのアイテムを手に取り─
>> 16241
>>16241
「っ……!」
唐突な騒音にきいんと耳が痛み、思わず耳を抑えようとして本を取り落とした。
「……人が静かに話してる時に横から大声で割り込んで来るとか、常識がないのかしら。
煩い。鬱陶しい。近寄らないでくれる?」
立ち上がって、貴方が顔を覗き込んでくる前に距離を取ろうとする。
「まるで私が分不相応な要求をしてるみたいな言い方ね。
その声の大きさは偏向報道を正当化するための小細工かしら?
人が集まる場所で昼夜問わず騒がれて、静かにしてと言うぐら普通でしょうに」
ちょーさがんばろフェスの名が表していた通り。
主催としては気分転換がはかれて、やる気になってくれるならそれで十分なのだった。
当の本人は、どうだろう ね。
「…」
「浪費が激しいのには同意する」
「が、…」
「溝を埋め、団結の質を上げるのが祭り事らしい」
「故、一度はあっても良いことだろう」
「不和を生まぬため」
「閉鎖空間にて」
「それでいーんだよぉ」
「最後までね、みんな楽しそーだったから♡」
お祭りの終わりには、たくさんの人がいてくれた。
だから、今誰もいなくてもいいのだ。
そのつもりで、こうしているのだから。
「静かな場所で、祭りの残り物を楽しみたい人がいたっていいもんね♡」
>> 16205
>>16205
「なんだなんだ!煩いのが苦痛か!!」
バーン!と扉を蹴破る勢いで走ってきました!
元気なお姉さんです。
「煩くなくなり、そして君にとって邪魔なものがなくなれば
君は満足するのかい?」
顔を覗き込みます。
小さな呟きは聞こえていたが、聞こえないふり。
言いたいことがあれば直接言えばいいだろうに。
ぱら、と細い指先がページを捲った。
「……そう、一応配慮はしていたのね」
ならまあ、いいわ、と小さく呟いた。
実際のところ、祭りの間は仮眠室に立ち寄ってすらいなかった。
邪魔にならないようにしていたと言われれば、直接確認した訳でもないのだから、文句を言える立場ではないだろう。
「祭りは終わったけど屋台だけは、ってことね。見たところもう誰もいないみたいだけど。
騒ぎたがりはとっくに遊び尽くして、飽きてしまえば残った時間は気にもとめないで他の場所へ。
……こんな所なのに、どいつもこいつも浪費が激しいこと」
「いちおー、寝てる人のじゃまにならないよーに。すみっこにしたんだけどね〜」
人が集まったら少しうるさかったかもな。
広場にすればよかったかも。
「屋台はね〜、ショップでくじとか売ってる間は置いてあるんだぁ」
「昨日来れなくて、でも気になってた〜!って子がいるかもじゃん?」
終わったらちゃんと片付けるよぉ、とわらった。
「……」
「……仮眠室の近くで」
「…」
それは知らなかった。祭りには行っていない。
故、知り得ない。
そうか、と一言。感想を漏らし。
「まあ場所と時間さえ気をつけてくれれば、どこでどれだけ騒いでても別にいいのだけど。
……仮眠室のすぐ側で遅くまで、しかも終わったのに片付けないとか、常識的にどうなのかしら」
少し眉をひそめて愚痴を零す。
もっとも本当に祭りが終わったのかどうか、何故こうも人がいないのかはまるで知らないのだが。
「……ええ、静かね。毎日がこうであったらいいのに」
呟きを返したのは、ほんの気まぐれ。
視線は本に向けられたまま。ページを捲る手も止めず。
「静かだね~」
折りたたみいすの上で膝を抱えながら。
ぼんやりそんなことを。
反応がなくたって気にしやしないだろ。もう冷たくもないジュースを指でつついている。
本当にこのメッセージを削除しますか?