「これさー、いっぱい集めて布で包んだら
めちゃめちゃいい枕になる……」

むにむにむに……

光る剣を取り出してドヤっている…
僕も持ってるよ と言わんばかりに。

「やったー」
　欲しがったものは大体手に入っているのでうれしいね。
　なお、なにも欲しがらずに引くと全部犬耳になる。

「猫耳は猫のかわいいを得るチカラさ。」
「似合ってる。かわいいよメジャリ。
　今の君はすごくかわいい。」

「あっ　ああ……」
「呪われたかと思った……」

ホッとした顔でスクイーズを握り締めた。
ム"ニ"……

「大体生物、殴打実行、死。故、大体生物、同物。」

生物観が雑極まりない。

>> 15300 >>15300
「仕方があるまい、私が貰ってやろうか…」

「えっその剣いいな」
　光る剣ほしいね。もうちょっとくじびきしちゃお。

「野良猫の気分が分かるかなと思って付けてみたが」

「分かるはずもねえな………」

「猫耳と同時に犬耳まで入れてくるなんて……。
　このくじを作った奴は人の心が、いや、猫の心がなさすぎるよ…………。」
「エーン　どうしよう……嫌だ…………犬耳。」

なんか殺伐としてきたなあ…
と、貰ったフランクフルトをもぐもぐ。

「ムッ　猫耳　……」

「……」
黙秘権を得た……

「そこまで？」
　そんなに。

「そんなに犬が怖いか？」
「分からんな……四本脚の動物やのに……」