「くじ引きもヨーヨーもいいねェ〜。いやぁ、若者たちが楽しそうでなによりだよ。」

酒（ジュース）を1口。有り金全部酒に叩いているのであろう、その手には祭りらしいものは何一つ握られていない

>> 15112 >>15112
「あー、これ、さっきのお礼です」
ジュースビールを手渡す。苦手だったらごめん。

「じゃあ、エルヴィナちゃんもお祭り楽しんで」
もたもたと再度ショップへ向かっていくだろう……

「えっかわいいな　俺もそういうちっちゃいのがほしいな……何個かひいちゃお」

「うう、痛い……私もまだまだね……」

調査で度々怪我をするので、救護室にも度々足を運ぶひと。
今日はもう休むか……をしつつ、祭用品で遊んでる方々を遠目で見る構え。

「にゃんにゃんです」

「みつぽよ店主さんがいるのは今日いっぱいだけど～、ショップからなくなるまではお店置いとくからね♡」

いなくても、それまでは自由にくじを引いたりしてもいいらしい。
飲み物も冷やしていってね。

「アハ！ これ猫の耳じゃね！？」

何の抵抗も無く即装着！

「は？犬耳？」

「折角装着。」

つけました。両手の指の間に二本ずつ。

「へえー、犬の耳とかも入ってんの？
結構種類多いなァ〜コレ……」

「もっかいやろ」

「おまつりです！まだやってますです！」

「せっかくだしつけとくか」
　つけました。わん。

「ヨーヨーも……スプリングも」
「遊べるものなんですね……」

本当に一歩離れたところから祭りを見ている。
しゃべる猫だぁ、猫舌かわいいな〜。
落ち込んでるのもあって驚けなかった。

「くじ？　いいね。俺も引いてみるか……よいしょー」

「……犬の……耳だ……」
　犬耳だった。

「被。」

キーホルダー（クインタプルソード）になった。

「猫の舌ってホントに猫舌なんだァ」

「猫だからな　…………あっつつつつ……」

「あぁー猫舌が……」