「……。」
「本当にいらないわね」

｢こんばんは…？｣
お祭りリベンジ。この時間帯だと前回よりも来ていそうだが…？

壁に向けてぱん！
「使うと消えました。不思議ですね」

空っぽの手を見やりながら

「猫以下だったのかしらね、扱いが」

このまま何もせずにいつもの境界へ戻るのも
楽しんでと言われた側として微妙なので、
くじ引きもやっておこうかな。いらないけど。

「おいおい、ネコはもっと非常時に食うもんだぞ」

「ネズミから守る穀倉がもう空な時とか。」

相当切羽詰まった時だ。

「猫食不美味。」

猫は食っても不味いからね。そんな理由？

>> 14871 >>14871
「任せたまえ、酔っ払い久遠サンは自制自重を弁えよう…」

寝袋を敷いた、いつでも寝れる準備である。アル中、ビールは自制致します…

「そっちは冗句なんやな」

普通にぶすってされ、普通に死んだ人。

「冗句。」

冗談だった。よかったね。でもわたあめはあげないし片手間にモフろうとしている。

「そうだ、祭りとはこうなるべきもの。」

「人らしくアルコールに溺れようぜ少年少女老婆老人中年アラサーアラフィフ共よ……」

久遠サンにとってアルコールの餌食に例外はないらしい。

「ぎに゙ゃ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙〜〜〜〜！！」
「違う！　なんか違う！　食べ物じゃない！」
「僕はたべものじゃﾝﾅｧｧｧｧｧｱｱｱ〜〜〜！！！」

「あ」
「みつぽよ重いもの持てないから、よっぱらいにならないでね～！」

介護できません。あとうるさくしすぎるのもよくないと思っているから……
お祭りだけど、自制を大事にしていこう。

「ちゃんと自分の足で寝袋に入るまでがフェスだからね～！」

「こんなとこでも、ちゃんと祭りらしい雰囲気にはなるもんだな。」

この手の野良おじ、祭りと言えばただ飯を食いにやってくるのだが。
資源が探せば十分手に入るのでちゃんと買うものは買える。逆にどうしたもんかな、と言った感じだ

「汝、綿飴近似。故、食挑戦。」

あーん……恐怖！猫のもふもふを食もうとする幼女！

「酒がないという事実を前にここまで吹っ切れるのは、常人では真似できぬことはわかるであるね……」

「姉非猫飯」

お姉さんは猫まんまではない。

「お？」
「わたあめくれるのか？」

アル中酒カス久遠サンは呆れた目を気にしない。


なぜなら気がついていないから──────

「……まあ、そういう奴もいるでしょうね」
「ただでさえ変わった連中ばかりなのだし……」

呆れた目をしつつ、残りのいちごジュースを飲み干した。
多分深く追求しても理解できない存在だ。放っておこう。

「ッか〜〜！！！！！！！」

豪快、いい飲みっぷり。

「吾非猫。」

概ね猫とされた事に反応して、赤い幼女がわたあめの棒を片手に標的を変えつつある。

「さぁて人が沢山居る場所にきたっちゅーことはよ。ここで酒を飲まなければならない。」

謎理論、恐らくはした金で購入されたビールをもう一缶手に取り、腰に手を当てる。

「狩猟を誇らしげにする人だね。
　概ね猫だ。」

>> 14841 >>14841
「うーん。それはATKが300しかなさそう。」

もけもけは謎の理由で気に入らなかったそうです。

「まあ適当にしといていいよ。そのききらって人はちょっとやそっとじゃすぐ生き返るよ。多分。」

（くん）（一応アルコールの匂いがしないか嗅ぐ）（しない）（わからん……という顔になる）

「ほえぇ、なるほどナ？全てを理解したぞよ、久遠サンは賢いのでな。アルコールにちぃっとばかし脳みそトロトロパスタにされただけでな、賢いのでな（2度目）」