拠点
最初に入った建物。
救護室や仮眠室、ロビーもある。
閲覧専用
「純潔は…… ウム わからん者は基本的に純潔であるよ 安心であるね」
「ほなあるかぁ」
「ちなみにお姉さんは既婚者」
何がだろう
「ユニコーンが言うんだからあるであるよ」
「純潔ってユニコーンが言ってたのかあ」
「んで、純潔ってなに?僕はどうなの?」
言葉の意味を理解していない…
「純潔………あっ」
なんか何処かで聞いたことあった。
とりあえず記憶の奥に流して忘れよ。
「ユニコーンに普通ってあるんかな」
もぐもぐ
「ヘンナユニコーン チガウ
フツウユニコーン……」
「純潔かどうかは…… いや、ウーン……」
「まともなのはその二つの食べ物だけか…。
アイスはハズレがあるっぽいし………」
「んへへへへくすぐったい…………ンナァ~♪」
「せやなぁ、ちょっと買い溜めとくか」
ふわふわ。
「これ期間限定なのかあ…食べ物ぐらい常時販売でもいいのに」
肉々しくて美味しい…
「よーしよしよし♡」
うちゃうちゃうちゃうちゃ…なでなでなでなで…
蝶賀谷 綺々羅はわたあめを使った。
適度にあまくふわふわだ
早乙女 燎吾はフランクフルトを使った。
あちちち!
「ふふふかわいいだろういっぱい撫でていいよ僕を。
撫でて。」
「ちょ〜カワイ〜よ♡」
ギャルのかわい〜は、軽いかも…
でも嘘じゃないよ♡
「これで僕も純潔だな。」
「うーん。やっぱinケーキの意味はよく分かんないよね。」
「でもますます僕のかわいさに磨きがかかったよ。ありがとう。」
「変なユニコーンかあ…」
「ゆ、ユニコーン…??」
ユニコーンもいるんだ。初耳。
なんかぐるぐる巻きじゃないか?
「なるほど変なユニコーンやな。ごろ寝力の高まりを感じるで」
「せやなぁ、おしゃんやな。ケーキが缶に入ってる意味を考えなければな」
「ワレ……キヨクタダシキユニコーン……ヘンナノデハナイ……」
「ウムウム オシャレであるねえ……」
「お、おー?
どうだ? 僕はさらにかわいくなったか?」
缶のキーホルダーがリボンに合わせてゆらゆら揺れている。
「わぁ…」
ちょっと不思議そうに見てます。
「はいはーい、動かんでね〜」
にゃんこの前に膝をついて、器用にリボンへとキーホルダーを引っ掛ける。ゆらゆら揺れて可愛いね♡
角がひっかかりそうなのでちょっとしゃがむ。
「おーっ」
お姉さんのヨーヨー捌きを見ておーってしている。すごい!
「ヨーヨーってホントにヨーヨーなんだ……僕のおててじゃちょっとムリだな。」
「あ、変なのがいる」
サナギのことである。ド失礼。