「ｷﾞｭｲｰﾝ！！」

口で効果音言っちゃってる。たくさん回してる！

「ヨーヨー、ヨーヨーなあ…」

「何っヨーヨー勝負か！？負けてられん！」

すちゃっとヨーヨーを取り出した！

「めっちゃうま」

「ヨーヨーの暗殺者はヨーヨーの暗殺者や」
「古代超文明デスヨーヨーランドではシュリケンニンジャを越える需要があったとか……」

ドヤァァァ……。

「んん……あぁ、縦回転独楽ってこれのことか。遊具……遊ぶものなのか。確かに刃とかついてないな」
　納得……。

「お。なかなかおもしれーなこれ」

ｼｬｰ。

まだ技は決められないが
そのうち武器のように扱うことができるだろう…
多分。

>> 15048 >>15048
「うむ！ムラトか！」
「私の名を呼んだということは、今日から我々は友だ！」

親指ぐっ！突然の友達認定があなたを襲う─

「ということで、お友達料だ。受け取りたまへ。使いたまへ」

あなたにくじ引きを贈呈！

動揺して絡まった。

「…………僕はわたあめでもないからな？
　確かにわたあめのようにふわふわな毛並みとは言ったけどさ。」

「ヨーヨーの暗殺者って何…？」

「……ほんと、喧しくって仕方がないわね」
「ワタクシはそろそろ境界へ戻るとするわ、精々最後まで楽しみなさい」

「主催のお前、みつぽよとかいう名の」
「悪くない催しだったわ」

そう言い終えればズルズルと、境界の方へ戻っていっただろう……

「…………？」
「？」

なんか、なんだろうこの、なんだ？
どういうキーホルダーなのだろうか。

「むむむ……やっぱ暗殺者とかじゃないとこういう暗器の扱いは……」
　ヨーヨー使う暗殺者　中々いない。

「なるほどな、この形と味から」

甘味を感じると口の中でさっと溶けていく。
紅茶の相方としても良さそうだ。

「ネコを味見する事態に発展したわけだな……」

すっかりわたあめと猫でべとべとになった手を綺麗にふいた。

「縦回転独楽、遊具。」

「ヨーヨー……武器か。そんなもんお祭りの席で振り回して大丈夫なのか」
　なんかヨーヨーを武器扱いしている。
「せっかくだし俺も振り回しとくか」
　武器扱いしたのに……？

「はしゃいだら腹が減って来た…あちっ」

息をかけて冷ましながらフランクフルトを頬張る。