『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
「そもそも、本当に誰かがあの薬を使ったとしても…効能があるとは限らんからな。副作用の記載もあったし。…画面の表示をバグらせるだけだったりして。」
特段興味もなさそうで。いや、顔はすましていますが、足は何やらうずうずしている。けれども、本当にただのバグでガッカリするのは御免らしく、停電後まで大人しく待つようだ。
「うわマジじゃん」
へえ?と気の抜けた音を漏らして…ああ、確かに!生存になっている表記を二度見。
「俺知らねえよ〜 よく知らんやつにすごい額を払うやつがいるもんだねえ」
はえ〜…と呆れと驚きを混ぜた鳴き声と共に周囲の反応を窺っとこ。
「なるほど。アナウンスでも不具合があると言うように、一時の夢かもしれないのですね……
あわよくば生存が偽りでなくあってほしいのですが……ワタシも、コトリ様とまた出会いたいですしね」
>>9756
「…もしかして原因ロゼちか?」
理解した
「流石に食べ物唱えられると俺の胃がパンパンになりそ〜な感覚になっから変わんねーぜ?
そのくせ起きたら…あー、妙な感覚だから中々に虚しいぞ〜?」
自分に自信を持って、に対しては
「……ヤバとオモロだけの人間にそれを言っても無意味だぜ?」
と、呟くだけ。
「どうだろうね」「次の停電で正しい値が見られるんじゃないかな」
「通信機からもノイズが出てるし」「不具合かもしれないよ?」
ソファは遠慮して、床にぺたりと座る。目立った警戒はしていない。
もう掠め取るほどの資源はほとんどないから。
後は襲われても、ただ命を失うだけ。
……他の誰かに刃が向くより、よっぽどいい。
「………さあ、知らないね…。そもそも、生きてるとしてもアタシは見かけてないよ。」
この目で見るまでは信じない、という風な口ぶり。
「そーだな、みんな無事でやれるといいよな〜……よいせっと…」
起き上がる、とりあえずこれで無防備じゃなくなったな
「ん、伝わってることは伝わってそーだな〜
あ、俺はここに居るぜ〜、移動してる時に停電とかヤじゃん?ヤバだし…
だからいってら〜」
「ふむ……食堂でございますか」
少し、思案したかのように今いるロビーの生存者を見回しながら。
「ところで……コトリ様が生存状態になっていますが……誰か蘇生薬を使用して頂けたのですか?」
>>9706
「おや失敬。
では今度はラーメンではなくスイーツの祝詞でも唱えておきましょう」
「……」
「あなた様は、もう少し自分に自信を持っていいのですよ」
その笑みは、にこやかに。
時はわからぬが周りがそろそろ、と口にするので
一先ずはここで大人しく停電を待つとしよう。
まだ行けていない場所が複数ある。
今日は停電の後、冒険する元気はあるかしら。
「行く仲間はいないか~ ひざしクンはぐっすり寝中~? よく寝なよ~。」
「オレが死体になってたらサバトに参加してくれ~ じゃあな人間クンら~~~」
ひら~と手を振って、食堂へ歩いていく。
「んーと、多分食堂にいます。資源を確認する、って言ってましたので。」
行くのであればお気をつけて、とまた付け加える。
資源を奪われた、なんて言っていたし。
猫は周りの者よりも
今自分を抱えて眠っているであろう人を心配しています。
もし、猫が狙われていたとしたら
この人まで巻き添えになってしまうのではないかと
なので猫は、するりと腕を抜け
別のソファへと移動しました。
「おや、夜草様とはたしか今度話をしようと言われていましたね。
すれ違いざまになってしまわれましたか。教えていただきありがとうございます」
「ええ嘘? 眠いし朝だろ今」
警戒態勢になりつつある周囲に対してだら…と伸び切っている。欠伸。ギザギザの歯が覗いた。
とても警戒しているようには見えないかも。
まあ、もう既に会っているかもしれないけれど…と。
会っていないならまあ、何か話があるようだったし会いに行った方がいいのではなかろうか。