『ロビー』
色褪せたようなあまり広くないロビー。
無人の受付カウンターとモニター、いくらかのソファがある。
開いた大扉の向こうは、中庭が見える。
『記録[
「雨は…知らない。
ここに連れ去って来た奴らの嘘かもしれないし……」
「……貴方は…貴方も村の出身なんだ。
まぁ、和服だものね……」
>>1741
「…え、」
「……猫様も、少し、安定されているのですか…?」
顔が貴方の方…とは少しずれた方向に向いた。
「…良かったです。」
「図々しいのは承知の上ですが、私は動く手段がない限り、ここにいますので、猫様の気が済むまでいてくださいね。」
「しかし村、で御座いますか」
「皆様とてもおしゃれな格好をされてらっしゃいますから村の様な場から来た様なものはわたくしだけかと思っておりました」
「そうで御座いますか、焦りは未だ消えぬと言ったご様子……」
「脱出方法を探す、という行為をお止めはしませんが……どうやらここの雨はよろしくないものの様です。どうかお気をつけて。」
「な、なんだぁ…」
表情は変わらないものの、態度というか、体がなんかだいぶ反応しているというか…なんかわかりやすいのは確かです。さっきまで緊張した感じの座り方だったのに、今はソファに身を投げ出しています。
「落ち着……けては、無いけど。
早く、村に、帰らないといけないから……」
息が整ったから多少落ち着いた様に見えるだけで、内心はまだ焦っているのだろう。
「脱出できる方法、探さなきゃ……
今日とか…明日ならまだ、間に合う?」
>>1720
「……安心」
「したのなら、まぁ、良かったです」
他の猫とは違って、この猫は少し大きいですが。
なんなら人のように歩くこともしますが
それでも、110cm程です。
「猫も、……少しだけ、安心してます」
「赤猫様……そちらの方が差別化できそうではありますねえ」
それで良さそうならそっちを使ってみようかな
「そちらのお嬢さんは夜草織様ですか。」
「……どうですか、少しは落ち着きましたか?」
「んー、それなら…単純すぎかもだけど…赤いマフラーしてるから…赤猫さんとか…区別できそうな名前とかあだ名とか…」
軽い提案。だが断られる前提っぽい雰囲気を纏っている…
>>1604
「…そうですか。今は邪魔ではないのでしたら、良かったです。」
猫は気まぐれですものね、と付け加える。
猫は他の種族と違って、小さいのだろうか。
盲目だから。
「あ、いえ、猫様は邪魔ではございませんよ。」
「…少し安心したのですから。」
「猫は猫ですから」
猫という呼び名で良いそうです。
他の猫がいたら知りません。
「うーん……まぁ、確かに」
「でも他の猫の匂い嫌いです」
「まあ…家でいろんな猫と共存できてるなら、嫌いではないんじゃない?」
まあ、家にいる時間が短いってことだしよくわからんけど…なんて。
「ええ、ええ、皆様、よろしくお願いしますね」
「では私はそろそろ小腹を満たしましょうかね。
またお会いしましょう、皆様方」
ぺこ、と一礼した後。
ツカ、ツカとヒールの音を鳴らしどこかへ行くだろう。